真田幸村の妻 講談社文庫

阿井景子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062933780
ISBN 10 : 4062933780
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
追加情報
:
322p;15

内容詳細

関ケ原の戦いで敗北した真田昌幸・幸村父子は、信州上田を追われ高野山に蟄居となる。だが高野山は女人禁制の地、妻子は高野山口の九度山に居を構える。妻の眼から見た閑居の日々、やがて迎える凄惨な大坂の陣―綿密な取材と膨大な史料をもとに、時代に翻弄された正室・竹林院を活写する長編歴史小説。

【著者紹介】
阿井景子 : 1932年、長崎市に生まれる。1954年、佐賀大学教育学部卒。高校教師を経て編集者となり、のち作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • レアル さん

    関ヶ原から大阪の陣までの幸村物語と妻目線で描いている。この間の歴史の行方も結末も知っている。しかし同じ歴史でも戦いをする男目線の物語とそんな男たちを支える女目線の物語となると見方も変わるのか、読んでいて面白い。しっかりと時代を見据えて行動できる幸村の妻竹姫。一味違った幸村物語を楽しめた。

  • ポチ さん

    この方は、芯が強くて思い遣りがあり、とても優しい方だったんですね。夫、幸村と共に激しく動いた時代の中を翻弄されながらも一生懸命に生きている様が伝わって来ました。いい本です(^^)

  • さつき さん

    読友さんのレビューから興味を持って。大河ドラマ真田丸を見ているのですが、主役の竹姫をはじめとする登場人物の性格がドラマとは全然違いました。こちらの方が正統派なんだと思います。新鮮な気持ちで読みました。当時の女性は主体的に動くことができず、男性に従うよりほかの生き方がないこと、身に染みて辛く感じました。幸村にとってはやりきれない九度山での生活も、妻竹姫にとっては穏やかに過ごせた時代だったのかもしれません。男性目線の歴史小説とはまた違う面を見られて面白かったです。

  • ウィズ さん

    女性の視点から見た、関ヶ原から大坂夏の陣までの真田幸村象です。女性の視点で描かれているので、派手な合戦シーンはありませんが、戦国時代の女性が何を考え、どのように日常を過ごしたかを淡々と描いており、それがとても新鮮で興味深く読了しました。

  • とくてる将軍 さん

    武将の妻に焦点をあてたNHKの大河ドラマは多いのは、女性から見た歴史の視点と夫を支えながら子供を育てながら家を守る役目と時代に翻弄される心が映されるからだと思う。竹姫も同様ながら、長い間、幸村が幽閉されたためその頃の話が中心。クライマックスは大坂冬の陣の真田丸。その後の壮絶な戦い。夫婦、離れていても信頼し合う姿がいい。幸村が亡くなったあと静かな余生を過ごしたであろうと思う。この本では徳川家康は悪役。図書館本。

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阿井景子

1932年、長崎市に生まれる。1954年、佐賀大学教育学部卒。高校教師を経て編集者となり、のち作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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