韓国「反日街道」をゆく 自転車紀行1500キロ

前川仁之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093798853
ISBN 10 : 4093798850
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
追加情報
:
254p;19

内容詳細

三・一独立運動記念碑、李舜臣将軍海戦碑、愛国志士祠堂、晋州・矗石楼、光州市内、独立記念館、そして南北軍事境界線へ―そこには“いまだ敗れざる日帝”がいた。

目次 : 第1章 原点からの旅立ち―慶尚南道その一 釜山から昌原まで/ 第2章 道に残る抵抗の痕跡―慶尚南道その二 鎮海から河東まで/ 第3章 花と伝統と愛郷心―全羅南道その一 梅花村から光州へ/ 第4章 民主化運動の「聖地」光州―全羅南道その二 尹祥源の足跡を追って/ 第5章 「日帝」は不滅なのか―全羅北道から忠清南道・独立記念館へ/ 第6章 休戦線ストーキング紀行―臨津江、地雷原、北極星を経由して

【著者紹介】
前川仁之 : ノンフィクション作家。1982年大阪生まれの埼玉育ち。東京大学教養学部(理科I類)中退。人形劇団等を経て、立教大学異文化コミュニケーション学科卒。在学中の2010年夏、自転車でスペイン横断。2014年、スペインの音楽家アントニオ・ホセの故郷を訪ねてその生涯を辿った作品で開高健ノンフィクション賞(集英社)の最終候補となる。現在、週刊プレイボーイ、SAPIOなどで執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おさむ さん

    自転車で韓国1500キロを1周したノンフィクション作家の旅行記。嫌韓本と勘違いする酷い題名だが、中身は至極真っ当なルポです。韓国の詩が好きな著者が行く先々で現地の人々と交流を重ねる。視座が低くて共感できます。言葉ができることは素晴らしいですね。時に日韓は相容れないことも多いが、それは両国の辿って来た暗く悲しい歴史のせい。隣国なのに、なかなか知らない韓国の近現代史の勉強にもなりました。

  • kenitirokikuti さん

    2016年刊行。著者は2014年にスペインの作曲家アントニオ=ホセに関するイベリア半島自転車旅行記で開高健ノンフィクション賞の最終候補になっており、本作はおそらく同趣旨で15年春に行った韓国一周記。著者はある程度ギターが弾けるようで、初めて手にする伽耶琴でアリランを奏でるシーンがある。農村の郷堂みたいなところで漢詩をやる田舎先生との交流とか、朝鮮の和歌みたいな短詩・時調(シジョ)の会の詠いを聞いたりするところは特におもしろかった。また、ローカルな烈士や義士の顕彰碑に関するルポもよい。懺悔・鎮魂はない様子。

  • jiangkou さん

    タイトルとあまり関係なく純粋に韓国チャリ旅本。韓国人って実際に触れあうと親切すぎるくらい親切なんだよな、、と思い出される本。面白い、が、作者が毎日立ち寄る詩人の記念館と韓国詩の回想に個人的について行けず挫折。

  • キミ兄 さん

    この人、そもそも韓国のことをあまりよく思ってないのが透けて見えるのがすごい。今の韓国を、というべきか。昔の詩とかそもそもは好きみたいだ。その辺の複雑さが絡み合うのが面白い。☆☆☆。

  • punk1978 さん

    帯の通り、まさに「国を嫌う」という短絡的な発想の浅はかさを確認させてくれる本。「国」と「国家」は違うんだということを、世界中の「愛国"家"主義者」に知らしめた一冊だ。読み物としては、願わくば半島の右側を南下するところもしっかりと綴ってほしかった。

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人物・団体紹介

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前川仁之

1982年生まれ。県立浦和高校卒。東京大学理科1類中退。人形劇団、施設警備など職を転々とした後、立教大学異文化コミュニケーション学部入学。在学中の2009年、スペインに留学。翌年夏、スペイン横断自転車旅行。大学卒業後、福島県郡山市で働いていた時に書いた作品が第12回開高健ノンフィクション賞の最終候補

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