基本情報
内容詳細
中国書史黄金時代の多面的世界に学ぶ。後漢後期から唐前期にかけての中国中古の時代は、書に対する意識が高められ王羲之ら名手たちの書が登場した。この時代はじめて現れた書学理論から、同時代の文学論や美術論との連関を解明する。
目次 : 第1章 書体を詠う韻文ジャンル「勢」とその周辺/ 第2章 張懐〓(かん)『書断』の書体論/ 第3章 張懐〓(かん)『書断』の史料利用と通俗書論/ 第4章 初唐以前の書訣について/ 第5章 魏晉南朝の文論・書論にみる風格論と技法論/ 第6章 “筆勢”の生れるところ―魏晉より唐初に至る書論を中心に
【著者紹介】
成田健太郎 (中国語学) : 東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門特任研究員。1981年島根県松江市生まれ。京都大学大学院文学研究科中国語学中国文学専修博士後期課程修了、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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