僕だけがいない街 Another Record

一肇

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041033838
ISBN 10 : 4041033837
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;19

内容詳細

藤沼悟の壮絶な追跡の果てに、連続児童誘拐殺人事件の真犯人は、ついに逮捕された。犯人は一審で死刑判決を下されるが、発見された犯人の「手記」に頻出する“スパイス”なる謎の存在への呼び掛けから、精神鑑定によって一転して無罪判決になってしまう。検察は即日上告するが、犯人はなぜか無罪を勝ち取った弁護士を罷免し、若き弁護士・小林賢也が国選弁護人として指名される。彼はサトルの親友であり、自身も事件の当事者の一人だった。ケンヤは戸惑いを覚えながらも、手記を通じて犯人の不可解な内面を探り、己の“正義”をも突き詰めていこうとする。そして、ついに訪れる最高裁での審理。そこで明かされた、ある“真意”とは―。真犯人逮捕の「その後」を描く、驚愕のオリジナルストーリー!

【著者紹介】
三部けい : 北海道出身の漫画家。『僕だけがいない街』が“マンガ大賞”に3年連続ランクインしベストセラーになり、TVアニメ化と実写映画化を果たす

一肇 : 小説家。「ニトロプラス」所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まるる さん

    犯人の手記と、犯人の弁護人になったケンヤの語りで綴られるAnother story.。読後は「僕だけがいない街」というタイトルの意味が更に深く感じられる。本編を再読したくなった。

  • はな さん

    図書館本。アニメ視聴をしてからのアナザーストーリー。八代学の視点を手記という形で表した1冊。弁護士となった悟の親友であるケンヤが八代の思いを知るというストーリー。なぜ、犯行に至ったのか、彼の家族や生活歴はどうだったのかが気になっていたので面白く読めた気がします。また、悟を手にかけたのに気にかけていた姿も彼の心理はどうだったのかということが知れる1冊でした。この1冊を呼んだ後にまた、アニメもしくは原作を読むと八代の表情などからもなにか感じるものがあるのかも?と思いました。 原作漫画読みたくなりました。

  • coco夏ko10角 さん

    犯人の手記と国選弁護人・ケンヤの視点。手記の淡々具合がいい。疑問だったことや予想していたことが明らかになったりと、読んでよかった。

  • イーダ さん

    原作をなぞりつつ、非常に奥深い内容になっていて、満足感高い作品です。あの時の八代の心の変化。悟に対する想い。そして「僕だけがいない街」に引っかけた結論。アニメや原作だけでも満足感が高いですが、更に深みにハマりたい人にはお薦めです。

  • ガーガー さん

    二人の正義の話。八代学は『地獄から解放されたがっている』人を助ける正義。悟は加代たち友達を救うための正義。悟の計画に積極的に協力してくれた賢也は悟の中に父親に見ていた憧れのヒーローの姿を悟に見ていたのね。そして、悟を殺そうとしながらも、悟の回復を心待ちにしているという矛盾したことをしていた八代学は悟が自分の『蜘蛛の糸』を切ってくれることを望んでいたのね。みんなが納得するような結果になってよかった。あと悟と愛梨が前の世界みたいに仲良さそうでよかった。

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一肇

PCゲームメーカー「ニトロプラス」に所属する気鋭の物語クリエイター

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