作曲家ディーター・シュネーベルのドキュメンタリー映画
1930年生まれのドイツの作曲家、ディーター・シュネーベルを撮ったドキュメンタリー映画。彼の最近の大作であるシアターピース『ウートピエン』の作曲、リハーサル、上演の様子が映画全体を通して紹介される中、過去の作品の抜粋やインタビュー、プライベートの様子がたくさん盛り込まれています。
ジョン・ケージらに影響を受け、実験音楽に傾倒したシュネーベルは、奏者の身体の動きなど視覚的なものを音楽の構成要素として扱うシアターピースを数多く作曲しました。そのようなユニークな作品群の抜粋も本DVDにたくさんおさめられています。作曲家であると同時に神学者でもある彼にとって、信仰と音楽と日常とは深く結びついたものであり、豊富なインタビュー映像からはそんな彼の世界観、音楽観をうかがい知ることもできます。また、映像内で多くの割合を占める妻イリスとのプライベート映像からは、愛妻家としての一面も。常に彼の作品の最初の聴き手である妻イリスが高齢になって発症したアルツハイマー症に、2人で向き合いながら仲睦まじく時を過ごす姿は、まさに理想の夫婦像です。音楽家としての、そして1人の人間としてのディーター・シュネーベル。そんな彼の「肖像」であるDVDです。(キングインターナショナル)
こちらの商品はPAL方式で記録されており、DVD再生が可能なWindows PCやMacのほか、マルチシステム対応AV機器などで再生することが可能です。通常のNTSC方式のDVDプレーヤーやTVでは再生することができません。ご了承のうえお求めくださるようお願いいたします。
【収録情報】
● ドキュメンタリー『アンダンテ・コン・モート〜ディーター・シュネーベルの肖像』
監督:ズザンネ・エルゲッティ
収録時間:110分(本編90分、インタビュー20分)
画面:カラー、16:9
音声:ステレオ
字幕:英
PAL
Region All