“戦後”の音楽文化

戸ノ下達也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787273857
ISBN 10 : 478727385X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
298p;21

内容詳細

クラシック音楽に限定せず、戦中・敗戦直後から現代までの音楽文化に広く目配りして基本知識となる項目を選び、各キーワードごとにコンパクトに解説する。平明な文章で概要を紹介し参考文献や史料も提示して、戦後の音楽の歩みを一冊で見通す読む事典。

目次 : 1 アジア・太平洋戦争(靖国神社/ 浪花節 ほか)/ 2 占領期(連合国軍総司令部/ アメリカ軍キャンプ・将校クラブの音楽 ほか)/ 3 復興期(サンフランシスコ講和条約と日米安保/ 『君の名は』 ほか)/ 4 高度経済成長からバブル経済へ(安保闘争/ 御三家 ほか)/ 5 平成(J‐POP/ ゴスペル ほか)

【著者紹介】
戸ノ下達也 : 1963年、東京都生まれ。洋楽文化史研究会代表幹事。専攻は近・現代日本音楽史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MASA123 さん

    NHK朝ドラを見ていて、当時の音楽事情に興味がわいた。本書の構成は、1章)アジア太平洋戦争、2章)占領期、3章)復興期、4章)高度成長からバブル経済、5章)平成・・・となっている。占領期と復興期の境目は1952年サンフランシスコ講和条約で、高度成長期は1960年から。 戦後の時代区分は、そうなるのかと思った。復興期がラジオの時代で、高度成長期はテレビの時代でもあるね。NHKのど自慢、紅白歌合戦、労音、フォークダンス、うたごえ運動、レコード大賞などの始まりが、コンパクトに理解できてよかった。

  • CCC さん

    歌声喫茶が、カセット文化が、JASRAC、ウォークマン、DTM、TSUTAYA、V系が取り上げられていない。みたいにあれがないこれがないと並べ立てるのは意地悪かもしれないが、そういう隙間を探しながら読むのが楽しい。網羅的だからこそ、取り上げられる理由より、省かれる理由の重みが増すというか。あとこういうので自分の守備範囲の話が出ると、思わずニヤリとなります。

  • 6だ さん

    クラシック音楽に限定せず、戦中・敗戦直後から現代までの音楽文化に広く目配りして基本知識となる項目を選び、各キーワードごとにコンパクトに解説する。平明な文章で概要を紹介し参考文献や史料も提示して、戦後の音楽の歩みを一冊で見通す読む事典(表表紙より) ボカ廃(ミク廃)なのでこの手の本は初音ミクやVOCALOIDに関する記述がないものかなるべくチェックしてるが最近ヒット率上がってきた。この本にも2頁半程だが丁寧に解説されておりVOCALOIDが「音楽文化」の「基本項目」の一つとして認識されてきている事を実感。

  • 寺基千里 さん

    戦後(戦時中の言及もあるけれど)から2015年までの日本の音楽文化を簡潔にまとめた、まさに「読む辞典」。自分が触れてこなかった吹奏楽やクラシックについて言及されていたので目新しさはあった。 やはり辞典と銘打っている事もあるので今後日本の音楽文化を振り返る時にどう役立ってくるのかが今後の楽しみ。 疑問なのは音楽文化と言いつつも、日本の歴史にページを割いているところ。特に戦時中から戦後にかけては「それは音楽文化に必要か?」と思うような出来事まで記載されていた。歴史が好きな人には苦にならないのかも。

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戸ノ下達也

1963年、東京都生まれ。立命館大学産業社会学部卒。都留文科大学・明星大学非常勤講師、日本大学文理学部人文科学研究所研究員、洋楽文化史研究会会長。専攻は近・現代日本の社会と音楽文化。また「音楽文化新聞―戦時期文化史資料“復刻版”」『厚生音楽資料全集―戦時期の音楽文化』(ともに金沢文圃閣)などの資料復

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