蟲息山房から 車谷長吉遺稿集

車谷長吉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784403211072
ISBN 10 : 4403211070
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
追加情報
:
277p;20

内容詳細

急逝した直木賞作家・車谷長吉の未発表作品をおさめた遺稿集。押し入れから発見された草稿、口述ノート、ワープロのフロッピーに遺された小説、単行本に未収録だったエッセイ・俳句・連句・対談・鼎談などを収録。

目次 : 小説/ エッセイ/ 俳句と連句/ 対談と鼎談/ インタビュー/ 日記

【著者紹介】
車谷長吉 : 昭和20年、兵庫県飾磨市(現・姫路市)生まれ。慶応義塾大学文学部独文科卒業。広告代理店、総会屋下働き、下足番、料理人などを経て、平成4年に上板した初作品集『鹽壷の匙』で藝術選奨文部大臣新人賞、三島由紀夫賞を受賞。平成9年に『漂流物』で平林たい子文学賞、平成10年に『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞、平成13年に「武蔵丸」で川端康成文学賞を受賞。平成27年5月17日、誤嚥による窒息のため六十九歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • テクパパザンビア さん

    万城目学氏のTwitterで紹介されてたので読んだ。『母 逝きて なぜか安心 冬椿』に共感。文学に真剣に付き合うのは大変な事なんだと感じた。鴎外、漱石、永井龍男、玄侑宗久、西行…トライしてみよう。少し貧乏が一番&仏の教えは毛穴から&不幸のまま生きる などなど、俳句と連句も渋い。仕=するに納得、良い本に出会えて感謝。

  • ウイロウ さん

    小説・エッセイ・俳句と連句・対談と鼎談・インタビュー・日記を収めた遺稿集。これで本当に最後なのかと思うと寂しくてたまらない。巻頭には小説五篇、といってどれも掌篇もしくは断片と呼んだ方がいいような短さなのだが、奥様(嫁はん)の高橋順子さんの解題によれば押入れから見つかった原稿だったり奥様が口述筆記したノートだったりフロッピーに残されたデータだったりするらしく、それだけでもうファンにとっては愛おしい「置土産」に感じられてしまう。あとは、作者歿後に続刊されることになっていた全集第四巻の上板を待ち望むだけである。

  • nori さん

    西行が23才で出家していることを知り、車谷氏も出家したいと考えたらしい、しかし?西行は歌を捨てれず偽坊主、自分もまた文学を捨てれず出家できない。西行もそうであったらしく、そう思うきっかけは失恋らしい、なんとも?俗っぽい。 人間の醜さ、愚かさ、すべて容赦なく書いてしまう作家だ、面白いというとは違い、気持ちいい読後感。 車谷さんの祈りを感じる。合掌。

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人物・団体紹介

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車谷長吉

1945(昭和20)年、兵庫県飾磨市(現・姫路市飾磨区)生まれ。作家。慶應義塾大学文学部卒業。72年、「なんまんだあ絵」でデビュー。以後、私小説を書き継ぐ。93年、初の単行本『鹽壺の匙』を上梓し、芸術選奨文部大臣新人賞、三島由紀夫賞を受賞。98年、『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞、2000年、「武蔵

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