学校の近くの家

青木淳悟

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784104741045
ISBN 10 : 4104741043
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
追加情報
:
201p;20

内容詳細

正門から徒歩一分足らず。家の窓からは教室が、教室の窓からは家が見える。教室内での一喜一憂、父との微妙な距離感、連続誘拐殺人事件の影、深まる母の謎。小学生の視点で鮮明に立ち上がる、驚くべき世界像。三島賞作家による、スーパーリアルな「小学生小説」。

青木淳悟/著
アオキ・ジュンゴ

1979(昭和54)年埼玉県生れ。早稲田大学文学部在学中の2003(平成15)年、「四十日と四十夜のメルヘン」で、新潮新人賞を受賞。2004年発表の第二作「クレーターのほとりで」が三島由紀夫賞候補となる。上記二作を収録した初の小説集『四十日と四十夜のメルヘン』で野間文芸新人賞を受賞。他の著作に『いい子は家で』『このあいだ東京でね』などがある。

【著者紹介】
青木淳悟 : 1979年埼玉県生まれ。2003年「四十日と四十夜のメルヘン」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2005年、同作を収めた作品集『四十日と四十夜のメルヘン』で野間文芸新人賞を受賞。2012年『私のいない高校』で三島由紀夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    確かに「学校の近くの家」と名付けたくなる話だった。あからさまに狭山なのに市名の記述だけS山で面白かった。だって読者の自分もS山だから。

  • そうたそ さん

    ★★★☆☆ 正門からごく近く、家からは教室が至近距離に見える。そんな家に暮らす小学生の視点から描かれるリアルな小学生小説。青木淳悟を読んできた人なら当たり前のように思うことだが、いつものように人間を描こうとされることはない。故に、小学生を描く小説にありがちなノスタルジックな感じも一切ない。外堀を埋めていくような説明が延々と続き、ストーリー性を求める人には全くおすすめできない。でもこれが青木淳悟なのである。一方で難を言うなら、この作品にはそういう描き方をすることによる意図がいまいち見えてこなかった。

  • ゆにこ さん

    青木さんは初読み。自分の子が小学五年生の時はもっと幼かったので、小学生視点と言われてもピンと来ないけど、生活の中で学校の占める割合がとても大きかったよなあと懐かしくなる。

  • ダミアン4号 さん

    私事になりますが…我が弟の家は弟の息子達が通う小学校の真ん前!始業のベルが鳴ってから家を飛び出しても充分、間に合う場所にあります。確か小学校と中学校が隣接してたんで…この物語の主人公以上に“家が学校の直ぐ近く”という事で悩みがあるなら深く長かったんじゃないのかなぁ(笑)両親との意識・価値観のズレ、奇妙(?)な共感がなんともいえない雰囲気をかもし出しています。小学校中〜高学年という思春期とも反抗期ともとれる微妙な年齢の少年が物語の中心だったからでしょうか「うんうん」と頷ける時と「はて?」と首を傾げる時が半々

  • fwhd8325 さん

    とても文学的な物語でした。淡々としていますが、そこには複雑に愉楽心理描写があります。静かに潜伏しながら物語が進むようで、少々捉えにくいのですが、印象はとても深く感じます。

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青木淳悟

1979年埼玉県生まれ。2003年「四十日と四十夜のメルヘン」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2005年、同作を収めた作品集『四十日と四十夜のメルヘン』で野間文芸新人賞を受賞。2012年『私のいない高校』で三島由紀夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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