旧かなを楽しむ 二見レインボー文庫

萩野貞樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784576151717
ISBN 10 : 4576151711
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
349p;15

内容詳細

読む方にはなんの問題もないのですから、せつかくなら書き方もおぼえてみようか、といふのがこの本です。俳句なり短歌なりを作る場合はもちろんですが、ちよつと日記や手紙、メールなどでも旧かなですらりと書けてみると、なかなか気持がいいものですよ―美しくて楽しくて便利な旧かなの魅力が満載。谷崎潤一郎『盲目物語』ほかの練習問題や、「かなづかひ対照表」などの附録も充実。

目次 : 第1章 旧かなで楽しむ和歌・俳句/ 第2章 旧かなはわかりやすい/ 第3章 和歌・俳句で新かなは無理/ 第4章 正確な文語に慣れる/ 第5章 盛大なる「改竄」日本/ 第6章 すこし練習、大きくおぼえる/ 附録 活用表自由自在

【著者紹介】
萩野貞樹 : 1939年‐2008年。一橋大学法学部卒、元産業能率大学教授。1970年、「辻村敏樹氏の敬語説への疑問」で「月刊文法賞」を受賞。1971年、「「人間教育」論をめぐって」で「自由新人賞」を受賞。雑誌『自由』『日本及日本人』などを中心に、国語学、日本語系統論、神話論などに関する論考を多数発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • AR読書記録 さん

    仕事でも旧かなを全く見ないわけでもないし、図書館で古い本を借りれば旧かなといふことがないわけでもないので(主にハヤカワ・ポケミスな。昭和60年初版でも拗促音が大きかつたりするのだよな)、少しぐらいはお勉強しておかうといふ気持ちで読んでみた。新かなによつて削ぎ落とされてしまつたもののことや、旧かなが和歌・俳句の世界に残りつつも、いい加減に使はれてゐることへの著者の苦々しひ気持ちはよく伝わつてくるが、如何せん、絵本から義務教育からずつと新かなで育つてきて身としては、「さうですね...」以上のことは言へない。

  • Masakiya さん

    和歌・俳句にそんなに興味は無いのだが、個人的に現代仮名遣いに迷いが生じ、歴史的仮名遣いを参照せざるをえないはめとなり、以前「シクラメンのかほり」は間違いで「眞鍋かをり」が正しいと教えてくれた著者の本を手に取る。中学の時に「現代語の文法もやらないうちに古典文法かよ」と思っていたのだが、口語は恣意的な変更による例外があって古典文法のほうが合理的、との著者の説明があって40年ぶり腑に落ちる。付録として「花散る」百態というのが載っているのだが助動詞の使い分けによってさまざまな表現ができるのだな、と感服。

  • dobrydenkrtek さん

    旧かなを使う具体的な練習方法が書いてあるのが良い。しかしここで結局、古典文法と再会するとは…。あの表と品詞分解が究極に苦手だったことを思い出す。まぁ今なら前と違って意味がわかって練習できるかも。テストがあるわけではないのでのんびりやりませう。ただ旧かなを見る時、どうしても活字なら古い活字や字体との組み合わせでないとまだ気持ちがなんか悪い。古い本の字にはあっているけど、今風なものにはまだ違和感が大きくある。

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萩野貞樹

1939年‐2008年。一橋大学法学部卒、元産業能率大学教授。1970年、「辻村敏樹氏の敬語説への疑問」で「月刊文法賞」を受賞。1971年、「「人間教育」論をめぐって」で「自由新人賞」を受賞。雑誌『自由』『日本及日本人』などを中心に、国語学、日本語系統論、神話論などに関する論考を多数発表(本データは

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