藤城清治の旅する影絵 日本

藤城清治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062196147
ISBN 10 : 406219614X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
236p;34X34

内容詳細

だれにも真似できない光と影の芸術作品で、老若男女を問わず絶大な人気をほこる藤城清治。詩情豊かな幻想的な作風で定評を得る一方、日本各地を精力的に訪ね歩き、リアリティあふれる作品を次々と創り上げています。本書は、そんな藤城清治の旅の中で生み出された、日本全国150点以上の作品をはじめて一堂に集めた、これまでにない画集。10年ぶりに制作した広島原爆ドームの影絵や、自身の戦争体験に向き合った九十九里の最新作も掲載。

旅心を誘う影絵とともに、味わい深い街々へのエッセイなども収録。また、初回限定で、この画集のために藤城清治が制作した切り絵を、精細なレーザーカットで再現したものを付属。

91歳を迎えた今も、ますます盛んな藤城清治の創作欲と情熱が、画集全体からあふれ出します。

収録作品一部:影絵「札幌時計台」「大曲の花火」」「三春の滝桜」「陸前高田の奇跡の一本松」「昭憲皇太后を偲ぶ」「銀座いろはかるた」「佐渡の能舞台」「東尋坊と恐竜」「清水寺」「日本一大阪人パノラマ」「若草山焼き」「広島赤十字病院の曲がった窓枠」「足摺岬と椿のトンネル」「博多祇園山笠」「五島列島」「軍艦島」「熊本城」「高千穂峡 真名井の滝」

縦28cm×横30cm オールカラー235p 化粧函入り

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読書メーターレビュー

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  • Mijas さん

    藤城さんが70年間描きつづけてきた日本の自然や風景を集めた作品集。旅の手記もあり「日本全国行けるところに行って、日本の美しさ、生きる喜びを表現したい」という藤城さんの想いが伝わってくる。影絵では、和洋折衷の建物も素敵だが、日本の原風景、伝統的な町並みや祭り、そこに息づく人々もまた味わい深い。岩手の宮沢賢治の世界。静岡の茶畑。尾瀬のミズバショウ。神宮の森。長野「流響」「白樺湖の四季」。影絵芸術とも言うような、職人が織り上げる織物のよう。印象的だったのは「高千穂峡」「足摺岬と椿のトンネル」の宝石のような光。

  • greenish 🌿 さん

    (再読)光と影を操る影絵作家:藤城清治氏が日本各地を歩き、観て、感じた情景150作品を収めた画集 ---90歳を超え、病を得てもなお、作品を創作し続けている藤城清治さんの≪手≫を、そっとわが手で包みたくなるような衝動に駆られます。まばゆいばかりの”光”、その光に寄り添う”影”には、藤城さんの枯れることのない活力と、慈しみ深さが溢れています。日本人の誰もが持っている、故郷。故国。その美しさ・豊かさ・歓び・哀しみ・希望が刻まれたこの画集に出逢えてよかった。この先もずっと、心の滋養になってくれることでしょう。⇒

  • けんとまん1007 さん

    2022年の1冊目はコレと決めていた。藤城さんの眼と心を通してみた日本の姿。ここにあるのは、歴史・文化・伝統と営みを続けてきた人々の思い。写真や映像で見るよりも、はるかに、その本質が描き出されているように思う。随分前になるが、昇仙峡の影絵美術館を訪れた時のことを想い出した。また、行きたくなった。

  • hiro さん

    藤城清治さん 素晴らしいです。なんて魅力的な方なのだろう。愛情に溢れていて 少年のような真っ直ぐな心で見る日本はなんて美しいのだろう。こびとに案内されて藤城清治さんの見た美しい景色を見せてもらいました。ぜひ多くの方々に見てほしい 感じてほしい。私たちの住んでいる日本の素晴らしさを 美しさを。「北海道/光彩陸離」「長野/白樺湖の四季」いつか実物を見てみたいです。90歳の時に入院された病院で描かれた絵と言葉が胸に響きました。真っ直ぐな心で感謝の気持ちで生きていきたいです。藤城清治さんありがとうございました。

  • ちゃこばあ さん

    影絵が夢のように美しいことはもちろん、藤城氏の沢山のデッサンや手書きメッセージもあって心打たれました。作品だけでなく藤城清治氏が日本人の宝物と感じます。みんなに見て欲しいな!

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人物・団体紹介

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藤城清治

1924年東京に生まれる。慶應義塾大学経済学部卒業。12歳から油絵を始め、独立美術協会展、新制作派展に入選。名編集者の花森安治に認められ、雑誌「暮しの手帖」に影絵を連載。また影絵劇団・木馬座の上演、展覧会の開催など多彩な活動を続ける。1983年には本作『銀河鉄道の夜』(原作・宮沢賢治 講談社)で、B

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