総理とお遍路 角川新書

菅直人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040820163
ISBN 10 : 4040820169
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
216p;18

内容詳細

国会閉会中に行なった著者のお遍路は八十八カ所を巡るのに10年を要した。それは激動の10年。政権交代、総理就任、震災、原発事故、そして総理辞任、民主党下野まで。総理となった者は何を背負い歩き続けたのか。

目次 : 第1章 「お遍路」前史―司馬遼太郎、空海、高野山/ 第2章 「お遍路」の始まり/ 第3章 お遍路の間は、不悪口/ 第4章 高知県との縁が深まる/ 第5章 遠くて近かった政権交代/ 第6章 政権時代/ 第7章 総理退任後のお遍路/ 第8章 結願

【著者紹介】
菅直人 : 1946年山口県宇部市生まれ。衆議院議員、弁理士。70年東京工業大学理学部応用物理学科卒業。社会民主連合結成に参加し、80年衆議院議員選挙に初当選。94年新党さきがけに入党し、96年「自社さ政権」での第1次橋本内閣で厚生大臣に就任。同年、鳩山由紀夫氏らと民主党を結成し、党代表に就任。2010年6月第94代内閣総理大臣に就任(〜2011年9月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • rigmarole さん

    印象度B+。遍路関係の本は自分で歩いたか否かで理解度や印象が全く異なるでしょう。一度歩くと、地名については自分の見た光景が目に浮かびますし、行程については距離感や道の状況について、自分の経験と照らし合わせながら読みますから。そこで本書を読むと、遍路に対する意識や歩く準備・態勢づくりにおいて私と共通するところが多く、それらは抵抗感なく受け入れられたので、一気に読了しました。やや不満な点は、後半の行程が軽く扱われており、代わりに政治の話が増えていること。彼の心理状態の変化を表しているとも言えるでしょうが。

  • 山茶 さん

    政治家管直人の足掛け10年お遍路記録です。最御崎寺の売店で見かけてお遍路終わったら読んでみようと思っていたので読みました。 ホントに一人で全部歩いたのがわかります。有名人の弊害や接待はあるが、基本は普通の歩きお遍路さんと同じスタイルで巡ったんですね。くるぶしより下が熱を帯びて夜寝られないとか、せっかく登ったのに一旦下ってまた登らないといけない道が気分的にキツイとか、接待文化が素晴らしいとか自分と同じ事を考えていて共感もてます。宿も金子や、つよし、小松、ながお路などいくつか同じ所に泊まってるのも嬉しい。とい

  • みじんこ さん

    菅直人によるお遍路体験記。文章が軽い語り口で書かれているため読みやすい。「政治に関する話はできるだけ不悪口に努めたつもり」と書いているように、お遍路を始めてから起きた政治的出来事や小沢一郎への人物評を記してはいるが、徹底批判するというようなものは見られない。私自身お遍路に関する知識があまりなかったので、道具の名称や参拝方法など初めて知ることが多かった。次の札所までの距離を考えて泊まる宿を決めるなど、そういった面も考慮しつつ連日長距離を歩くのは大変だと思ったが、出会った人との関わりなど楽しそうでもあった。

  • kamayan1192 さん

    菅直人の「お遍路」体験。お遍路を始めたのは年金問題で叩かれた頃がきっかけ、お遍路を四分の三ほど終えたところで311と福島原発事故が起きた。小沢一郎への評価が抑えきれずに滲み出るところが面白い。

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人物・団体紹介

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菅直人

1946年山口県生まれ。東京工業大学理学部卒業。1996年民主党を結党し、共同代表に。1998年新たに結成された民主党の代表、政調会長、幹事長などを歴任。2009年に鳩山内閣の副総理、2010年に第九四代内閣総理大臣となる。現在衆議院議員、弁理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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