陶炎 古萩 李勺光秘聞

鳥越碧

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062198394
ISBN 10 : 4062198398
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
257p;20

内容詳細

阿修羅と化して「天を唸らす茶碗」に挑む陶工。凌辱された夜から恋に落ちた女。忘れえぬ初恋を再燃させる男。―三つ巴の、男女の絡み合う炎!捕虜の陶工に身を捧げた武家の女の運命―藩窯の秘史を繙く長編歴史小説。

【著者紹介】
鳥越碧 : 1944年、福岡県北九州市生まれ。同志社女子大学英文科卒業。商社勤務ののち、’90年、尾形光琳の生涯を描いた『雁金屋草紙』で第1回時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    夫を秀吉の朝鮮出兵で失い弟が逃亡したために実家に戻った志絵は三大美女として有名だったために朝鮮からやってきた勺光の世話係を命じられる。世話係といえば聞こえはいいが実際は夜伽も含めた妾奉公だった。相思相愛の武士・弘太郎と勺光双方から想いを寄せられるヒロイン。実在の萩化けの創始者を妻の側から描く。

  • ぽっぽママ さん

    朝鮮から大勢陶工が連れてこられていたのは知っていたが萩焼がそうした陶工によって作られたものとは思っていなかった。徳川の世になって外様である毛利が大変な苦労をしたことも改めて感じた。 物語は三つ巴の男女の絡み合う炎という割に、三人ともいい人過ぎて物足りなかった気がします。

  • わたしは元気 さん

    萩焼きの歴史が、こんな風だったなんて。 日本の陶磁器が朝鮮から伝えらたのは、社会科で習った気がするけど。捕虜として連れて来られての事なのですね。なんだか、韓国の人に日本が恨まれるのは、仕方ないな、と思う。でも、その歴史に翻弄されながらも、懸命に生きる勺光と詩絵にうたれました。

  • まりこ さん

    帯にあった『凌辱された夜から恋に落ちた女』などというのは、話の本筋から離れ過ぎのような。自分が初恋相手で再燃させる男にひかれる気持ちも分かる。萩焼の祖、捕虜だった勺光の妻になった女の視線から、天を唸らす茶碗を作る人生を描く。女の愛が色々描かれていた。でも何か物足りない。

  • かめ さん

    萩焼にこんな歴史があったとは! 史実としても小説としてもおもしろかった。

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鳥越碧

1944年、福岡県北九州市生まれ。同志社女子大学英文科卒業。商社勤務ののち、’90年、尾形光琳の生涯を描いた『雁金屋草紙』で第1回時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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