サーラ・クリストッフェション

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イケアとスウェーデン 福祉国家イメージの文化史

サーラ・クリストッフェション

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794810199
ISBN 10 : 4794810199
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
314p;19

内容詳細

裕福な人のためでなく、賢い人のために私たちには重要な任務があります。たくさんの人々が、私たちを必要としているのです。

目次 : 第1章 イケアへのまなざし/ 第2章 イケアの物語/ 第3章 スウェーデンの物語/ 第4章 スウェーデンのブランド戦略/ 第5章 せめぎあう物語/ 第6章 デモクラシーを売る企業

【著者紹介】
サーラ・クリストッフェション : 1972年生まれ。スウェーデン国立美術工芸大学(Konstfack)教授。イェテボリ大学人文学部芸術・ビジュアル科学専攻にて2003年に博士号を取得。専門はデザイン史。ジャーナリストとしても活動し、スウェーデン国内の新聞や雑誌にデザイン、建築、ポピュラー文化に関する記事を多数寄稿している

太田美幸 : 一橋大学大学院社会学研究科准教授。スウェーデン・リンシェーピン大学客員研究員、鳥取大学講師、立教大学文学部准教授を経て2013年4月より現職。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kiho さん

    イケアというブランドが自然に注目されたのでなく、企業戦略として海外にも浸透させていったことが如実にわかった⭐スウェーデンという国のイメージと見事にマッチ、それを国自身がイメージアップにつなげているところも、ある意味スゴイ♪

  • koji さん

    最近、広報戦略を考える中で「物語戦略」に着目するようになりました。これは、トヨタ、パナソニックのような世界企業のブランドイメージに創業者(あるいは中高の祖)たちの物語が大きな役割を果たしたように、小さな企業であっても、「起業に至る物語」(例えば父の介護で脱サラし地元に戻りパン屋を開業すること等)をメディアに採り上げらてもらう時、いかに正のイメージを持ってもらうか戦略を立てることの重要性です。本書は国家レベルまで取り込んでスケールは大きいですが、小さな企業のブランド戦略にも応用が利く話が多く参考になりました

  • 苦虫 さん

    太田美幸氏翻訳。イケアに行ったので、ちょうどザリガニ祭り!をやっていた。至る所にあるイエローバッグも際立って見えた。コカコーラとアメリカのように、イケアはスウェーデンのイメージを創造し発信することで、企業と国家が互恵的な関係を結びながら発展してきたという内容。経営的視点ではなく、文化史として(そして教育・社会学的に)読み解いていく。ソフトパワー、日本もクールジャパンなどほざく前に一読すべきだ。イケアが表象してきたスウェーデンの物語、それは事実かどうかは疑わしい(やや古典的である)と批判的な指摘もあり。

  • vonnel_g さん

    国家のイメージを販売戦略に組み込んだ一大チェーン店の歴史。IKEAにある子供の遊び場スモーランドは創設者の出身地の名前なのか。一番驚いたのは「正確にはフィンランドはスカンジナビアではない」という話。ダークサイドにもきちんと踏み込んでいて、最後の一文が重く感じる。

  • 蕃茄(バンカ) さん

    イケアが如何にして創建者神話を用い自己をブランド化したか、スウェーデンのイメージを利用してきたかについての本。スウェーデンもまた、イケアを訪れることはスウェーデンを訪れることと同じという程イケアを利用しているのだが。イケアのシンプルなデザインは20世紀初頭にあった美の民主化運動(ドイツ工作連盟とかコルビジェとか)の流れを組むものでありそれ自体がオリジナルなわけではない(フラットパックもルームセット展示も既にあった)。

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サーラ・クリストッフェション

1972年生まれ。スウェーデン国立美術工芸大学(Konstfack)教授。イェテボリ大学人文学部芸術・ビジュアル科学専攻にて2003年に博士号を取得。専門はデザイン史。ジャーナリストとしても活動し、スウェーデン国内の新聞や雑誌にデザイン、建築、ポピュラー文化に関する記事を多数寄稿している

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