時事ネタ嫌い 文庫ぎんが堂

菊地成孔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781671369
ISBN 10 : 4781671365
フォーマット
発行年月
2015年09月
日本
追加情報
:
300p;15

内容詳細

2007年から2010年の4年間と、震災を経て4年後の2015年へ――

刻々と変わっていく日本の空気をジャズミュージシャンの菊地成孔が記憶と忘却を行き来しながら描き出す、異形の社会時評エッセイ集。政治・経済・芸能・文化・スポーツ・食をめぐる多種多様な「時事ネタ」から膨らむ近過去の風景が、疲弊した自律神経と魂に沁みわたる。

文庫化に際し、書き下ろし「SNSってファシズム用だっけ?逆だっけ?どっちでもいいか」を収録。

【著者紹介】
菊地成孔 : 1963年千葉県銚子市生まれ。ジャズミュージシャン。84年にプロデビューし、現在はdCprG、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、ダブセプテッドを主宰する他、大谷能生とのヒップホップユニット、ジャズドミュニスターズとしても活動。音楽プロデューサー、音楽講師、TBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」(2011年4月〜)のメインパーソナリティーなど、音楽をめぐる様々な職に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ichiro-k さん

    時事ネタ嫌いの著者が、時事ネタを肴にした「女性向け月刊誌」の掲載コラム(エッセイ)。 時事ネタなんで、話題が賞味切れだが・・・・しかし、私の排尿と違い、内容は切れがいい! 私自身も、巷の話題には興味がなくなってから久いが、著者のように時事ネタから距離を置いて余裕をかまして「時事ネタを楽しむ」のもありかな、と思う。

  • 四野一二三 さん

    『アタシ、キクチナルヨシが好きなんだよねー』と気軽にパスタ食べながら言える女の子って、多分人生すげぇ生きにくいんじゃないでしょうか。私はイタリアンはそんなに好きじゃないんで、蕎麦屋で日本酒で板わさ飲み込みながら『80年代のキザでナルシストでインテリヤクザみたいな男の書いた文章に恋してるんですよね』とか言っちゃってますけど、まぁ、人生びっくりする位生きにくいですもん。きっと、作者はバブリーでゴージャスなジャンルの鬱病みたいな風邪に悩んでいて、それでも煙草と酒とハルシオンはママみたいに愛してるんでしょうね。

  • しーふぉ さん

    歌舞伎町近くのコリアタウンに住むジャズのサックス奏者。菊地成孔の文章は模範的とは言いがたいが、自分とは違う気質を持っているので新鮮な読み物をいつも提供してくれている。

  • 緋莢 さん

    女性誌「フラウ」に2007年から2010年まで連載したものを<全文に加筆修正を施した上で、「冗長と思える回」は著者の判断でカットしてある>との事。ちなみに単行本は<一回も残さず完全収録している>と書かれています。文庫化の書き下ろしとして「SNSってファシズム用だっけ?逆だっけ?どっちでもいいか」も収録されています。秋葉原の通り魔事件を扱った回のタイトルに「シュガー犯人」というのが出てきて(続く

  • garth さん

    「政権交代が牧歌的な凪の季節でした。我々は、死にゆく人々も、生まれ出たばかりの人々も共に悲惨なのだ。治安や自治以前に、そもそも戸籍という基本的なアーカイヴからして、既に機能していない……日本はまた変わるでしょう。政権交代や仕分けによって、ではなく」と書いたあとに東日本大震災が来るというね。この鋭敏さには驚かされるし、「日本の政治はオッサンもしくはお爺さんがやらなければならない」というテーゼもまあそのとおりだと思うのだけど、問題はそれでは済まなくなっているというところにあるわけで…

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人物・団体紹介

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菊地成孔

1963年生まれの音楽家/文筆家/大学講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い

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