おいしい資本主義

近藤康太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309247274
ISBN 10 : 430924727X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
256p;20

内容詳細

資本主義から半分降りるための新たなサバイバル思想! 米さえ作ればどんなプレッシャーからも逃げられる。朝日新聞の名物記者が、思いがけずみつけた会社に頼らない生き方を軽快に描く。

【著者紹介】
近藤康太郎 : 1963年、東京・渋谷生まれ。1987年、朝日新聞社入社。AERA編集部、ニューヨーク支局、文化部などを経て、現在、編集委員兼諌早支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kubottar さん

    本業『新聞記者』の筆者が、朝1時間だけ土いじりをして男一匹食えるだけの米はつくれるのか?その壮大な社会実験です。日本の食料自給率が限りなく低いのは「畑仕事をしたことがないオッサンがそんなことできるわけない」といった決め付けもあると思います。事実、私もこの本を読む前は、無理だと思っていました。なぜなら農作業イコールキツイ・厳しい・危険の3K仕事だと思っていたからです。しかし、読み進めていくと、私達が今やっている「飯を食うためにイヤイヤやってる仕事」が正しいのかどうかわからなくなってきます。

  • おさむ さん

    朝日新聞の小林よしのり(勝手に名付けました)である近藤康太郎による新・資本論、と言うとやや持ち上げ過ぎか。男1人食べられるだけの米作り「アロハで田植え」シリーズを1冊にまとめたものだが、現代日本社会論になっている。柄谷行人や佐藤優が帯で推薦しているのももっともですね。

  • 犬こ さん

    朝日新聞の変わりもん記者が、長崎に居住地を置き、借りた土地で稲作にトライ。ルールは毎日、朝一時間のみ稲作業にいそしむ。果たして一時間のみの労働で稲穂は実るのでしょうか。記者だけあり、文章がうまく、資本主義とは何かと途中差し込んでくるその考えに、いちいちなるほどと納得。為になり、面白かった〜。

  • onasu さん

    朝日新聞に掲載されていた「アロハで田植えしてみました」は、目につきゃ読んでいたが、それを凝縮版とするなら、こちらは「物書き、米は確保してみました」とでも。  東京渋谷生まれ、土いじりの経験なしの50歳、初めての田舎で飛び込みで稲作を始めるだけでも容易でないのに、毎朝1時間だけでとは!  新聞記者だって資本主義と無縁ではない。生きるために意に沿わない依頼は断れるよう、最低限の食糧を用意しておく。そうして、カネと欲求が尺度の世の中に距離をおいてみる。  収穫の喜び、てのはカネとは違う充足感があるのだな。

  • シュシュ さん

    朝日新聞に連載の 『アロハで田植えしてみました』。 笑える部分が多く、読みながら吹き出してしまったが、経済・社会の勉強にもなった。ライターとして生きるために自分が食べる米を自分で作る。生活のためにブラックな仕事をしなくても生きていける道を自分で実験したのだ。著者は渋谷育ちで虫嫌い、農作業は朝1時間、作業着はアロハシャツのオルタナ農夫。大草原の小さな家のローラの「人からなんでも与えられることは自由を売ること」という言葉を思い出した。資本主義、消費者優先社会への小さな挑戦のようでもあり、大変面白かった。

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近藤康太郎

1963年、東京・渋谷生まれ。作家、評論家、新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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