モルナール・フェレンツ

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パール街の少年たち

モルナール・フェレンツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784037268701
ISBN 10 : 4037268701
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
293p;20

内容詳細

みんなから尊敬を集めるリーダーのボカ、仲間をうらぎったことに苦しむゲレーブ、「ちび」とばかにされながらも、だれよりも勇敢なネメチェク―。都会にのこされた小さな原っぱをめぐり、彼らは勇気と知恵をふりしぼって戦います。ハンガリーの国民的作家モルナール・フェレンツが描く誇り高き少年たちの物語。小学校高学年から。

【著者紹介】
モルナール・フェレンツ : 1878年ハンガリー・ブダペスト生まれ。ブダペストとスイスで法律を学び、小説や戯曲を書きはじめる。新聞記者を経て「悪魔」(1907年)、「リリオム」(1909年、米映画「回転木馬」原作)、「近衛兵」(1910年)などの優れた戯曲を執筆、ヨーロッパやアメリカで上演され好評を博す。1940年、ナチスによるユダヤ人迫害を逃れてアメリカに亡命、ニューヨークで演劇芸術の教師となる。1952年没

岩崎悦子 : 1943年神奈川県生まれ。ハンガリー語・文学専攻。東京教育大学卒業。1968年から2年間、ハンガリーのエトヴェシュ・ローランド大学に留学。帰国後、出版社勤務等を経て、出版社ユック舎を設立。そのかたわら、東京外国語大学、外務省研修所などでハンガリー語講師をつとめる

コヴァーチ・ペーテル : 1943年ブダペスト生まれ。国立ハンガリー芸術大学卒業後、国内外で個展、グループ展を開く。2000年に「ハンガリーの優れた芸術家」として表彰される。国内の児童文学作品のさし絵も、多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たけ さん

    今作は、小さな世界での、大きな戦いと冒険の物語!! この物語ならではのユニークさや、世界からは、懐かしさを感じた!! 男子にオススメ!

  • 杏子 さん

    復刊された本。パテ・クラブというのが何とも不思議。パテとは窓枠のガラスを押さえるものらしいのだが。それを少しずつ削り取って、そのままにしておいたら乾いてひび割れてしまうので、つねに噛んでいなければならないという。そんなもの口に入れても大丈夫なんだろうか?あえてそれをしなきゃいけない理由は?ばかばかしいと思っている人は登場人物のなかにもいたようで。一種の団結力なのだろうか?赤シャツ団との抗争は本物の戦闘のような緊迫感があり、こういうところに男子は引かれるのかも?結末はあまりなこと。なんで!?と思った。

  • ぱせり さん

    子どもだけの世界でなければ得られないもの(失うことも含めて)の尊さに、胸が熱くなる。そう思いながら、時々、子どもの戦争があまりにリアルで、本物の軍隊や戦場を彷彿とさせられ、はらはらする。最後まで読んで「ああ」と思う。「愛国心」というものがいかにとらえどころのないものかを、そして、何かに拠っての戦いがいかに虚しいことであるかを、苦くかみしめる。

  • 頼ちゃん さん

    ネメチェック、138ページ、本当にカッコよかった。最後、かわいそうすぎる。でも作品としては、よかった。

  • kana さん

    中3長女に童話館から。ボール遊びをする原っぱを巡って対立する2つの少年グループ。一見幼いなぁ、そんなことで、と大人は思ってしまうけど、彼らは真剣。そしてきっと子どものグループの中での秩序や、友達に対する裏切りや許し、思いやりといったものは、こんな覇権争いから学んでいくんだなぁ、と。しかし、最後の展開は驚いた。そしてこのお話が1906年に刊行されたもの、というのももう一つの驚き。

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モルナール・フェレンツ

1878年ハンガリー・ブダペスト生まれ。ブダペストとスイスで法律を学び、小説や戯曲を書きはじめる。新聞記者を経て「悪魔」(1907年)、「リリオム」(1909年、米映画「回転木馬」原作)、「近衛兵」(1910年)などの優れた戯曲を執筆、ヨーロッパやアメリカで上演され好評を博す。1940年、ナチスによ

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