イルカ漁は残酷か 平凡社新書

伴野準一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582857856
ISBN 10 : 458285785X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
300p;18

内容詳細

国際的な非難高まる「イルカ追い込み漁」。「非人道的」という批判、「日本の伝統」という擁護、双方の主張は感情論のまま、不毛な平行線をたどっている。だが今必要なのは、まず客観的にイルカと人間の関係を知ること。気鋭のノンフィクション作家による詳細な歴史調査と関係者へのインタビューから、この問題の新しい側面が見えてきた。賛成、反対、すべての議論はここから始まる

目次 : 第1章 最後のイルカ漁/ 第2章 太地町立「くじらの博物館」物語/ 第3章 太地追い込み漁成立秘話/ 第4章 価値観の衝突/ 第5章 スター誕生/ 第6章 乱獲と生体ビジネスの始まり、包囲網の形成/ 第7章 イルカと水族館/ 第8章 幕間劇「くじらの博物館訴訟事件」/ 第9章 夏は終わりぬ/ 終章 イルカと人間の現在

【著者紹介】
伴野準一 : 1961年東京生まれ。筑波大学卒業。IT業界でテクニカル・ライター、コピー・ライター、広告・宣伝、インターネット・マーケティングなどに従事した後、ノンフィクション・ライターとして幅広い分野で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • リキヨシオ さん

    イルカ漁はすごく残酷だけど、牛、豚、鶏…生物の屠殺に残酷じゃない屠殺なんて存在しない。日本のイルカ漁ばかり狙われているのは疑問に感じる。日本のイルカ漁の歴史、イルカ関連ビジネスについて、日本イルカ漁の問題点、イルカ漁反対派の矛盾など様々な視点でイルカ漁が述べられる。イルカ漁=和歌山太子町のイメージが強いけど8道県で今もイルカ漁文化は存在して最も小型鯨類を捕獲するのは岩手県。太子町がイルカビジネスの利益で町が潤っていたのも事実で外国人のイルカ反対派もイルカ漁廃止の実現の為に様々な情報を捏造しているのも事実。

  • Tomomi Yazaki さん

    日本各地で行われるイルカ漁。岩手県や静岡県ではその10倍近いイルカ漁が行われるのに、太一町だけがなぜ、世界から批判されるのか。その原因は追い込み漁にある。捕獲から屠殺までがあまりにも残酷すぎる。その内容は、おそらく公平に事実を記載しているこのルポを読めばわかります。あまりにも残酷すぎて、読むに堪えないほど。地元の漁業組合長も現実に現場を見て、これは駄目だと言ったほど。牛や豚は食べても良いのに、なぜイルカは駄目なのか。イルカ漁の可否は感情論ではなく、この疑問以前の問題だったのです。

  • さとむ さん

    イルカショーを楽しむ度に、その賢さに感嘆の声をあげてきた身としては、過去に行われてきたイルカ漁は残酷だと思う。金属音を活用してパニックを起こさせるのは、ちょっと…。まして、屠殺となるとなおさら。ただ、時代も変わって、残酷性は薄れてきているようだ。そうなると、今度は保護団体(活動家?)の過剰性こそ問題なように思えてしまう。

  • kmfm さん

    よく家族で水族館に行って、イルカショーを楽しんで見ていた人間なので、この問題には興味があった。他の動物の狩猟と同じように、決められたルールに乗っ取って行っているのに、なぜイルカが標的となるのか、今一歩反対者の考えが理解できなかった。映画「コーブ」で一躍大ニュースとなったものの沈静化していたのが、水族館への引き渡しについて国際的な問題となって再燃したようだ。難しいところだなあ。

  • こぺたろう さん

    再読。漁業というものは歴史的に、漁業者によって漁法や秩序が確立されてきたものです。そこに後付けで、漁業権や漁業許可などの法的な規制が課せられました。イルカ漁もその一つ。勿論、時代の変遷の中で漁業の形態は変わっていくだろうけど、それは外圧よりも漁業者の側から起こり得るべきだと思います。

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伴野準一

1961年東京生まれ。筑波大学卒業。IT業界でテクニカル・ライター、コピー・ライター、広告・宣伝、インターネット・マーケティングなどに従事した後、ノンフィクション・ライターとして幅広い分野で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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