ヘルベック、ヨハン(1831-1877)

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CD 輸入盤

大ミサ曲 シャラー&フィルハーモニー・フェスティヴァ、ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団

ヘルベック、ヨハン(1831-1877)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH15003
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ最新録音
シューベルトの『未完成』を初演した功労者ヘルベック
当時の人気をほうふつさせる『ミサ曲』


ヨハン・ヘルベックは、ウィーンに生没したオーストリアの指揮者・作曲家。12歳のときにシトー会修道院の聖歌隊員になり、ピアノのちに作曲も学びますが、1847年にはウィーン大学で哲学と法律を学び始めるも途中で放棄、1852年にウィーンの聖歌隊長に就任したのを皮切りに、ウィーン音楽院教授、ウィーン楽友協会合唱団の監督を経て、ついにはウィーン宮廷歌劇場総監督(1870〜75)にまで上り詰めています。
 なによりこのヘルベックの最大の功績といえるのが、ヒュッテンブレンナーよりシューベルトの『未完成交響曲』の手稿譜を紹介された際に、その価値を認め、1865年の初演に寄与したこと。また、1868年にブルックナーがウィーン音楽院の対位法の教授に任命される際に尽力したのが、その才能を高く評価していたヘルベックでした。
 このほどヘルベックのミサ曲をリリースするゲルト・シャラーは、キャラガン校訂稿を使用した「ブルックナーの交響曲集」や、同じくキャラガンが補筆完成とオーケストレーションを施した「シューベルトの『未完成交響曲』4楽章版」をレコーディングして話題を集めてきた実力派の指揮者です。ブルックナー、シューベルト双方にゆかりの深いヨハン・ヘルベックの作品にゲルト・シャラーが着目したのもユニークですが、ヘルベックの作品の録音そのものがほとんど皆無といってよい状況だけに、このたびのアルバムの登場は価値あるものとおもわれます。
 作曲家としてはほぼ独学であったヘルベックは、交響曲4曲や室内楽曲なども手掛けていますが、ゲーテの「ファウスト」やシラーの「ヴァレンシュタインの陣営」への付随音楽のほかに、男声声楽曲101(うちア・カペラ71)、混声合唱曲49(うちア・カペラ42)とパート・ソングを主体に、独唱曲も53曲とかなりの声楽曲を残しています。このような突出した声楽作品の数は、このジャンルにおける当時の影響力の大きさを示してもいるようです。
 同様に、宗教声楽曲も充実していて、ヘルベックはまた7つのミサ曲、7つのオッフェルトリウム、3つの詩篇、7つの聖歌、オラトリオなどを書いており、ようやくヘルベックの代表的ジャンルともいえる声楽曲に光があてられることになります。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ヘルベック:大ミサ曲 ホ短調


 ヴィーラント・ホフマン(オルガン)
 ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
 アンドレアス・ヘルマン(合唱指揮)
 フィルハーモニー・フェスティヴァ
 ゲルト・シャラー(指揮)

 録音時期:2014年9月
 録音場所:レゲンテンバウ・バート・キッシンゲン、マックス・リットマン・ザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 バイエルン放送との共同制作

収録曲   

  • 01. Kyrie. Sostenuto Quasi Adagio
  • 02. Gloria. Allegro Maestoso - Adagio - Allegro Molto Moderato
  • 03. Credo. Maestoso Quasi Andante Assai Tenuto - Andante Sostenuto - Allegro Moderato - Maestoso Assai
  • 04. Sanctus. Andante Religioso
  • 05. Benedictus. Andante Un Poco Moto
  • 06. Agnus Dei. Adagio Ma Non Troppo

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