現場痕 実業之日本社文庫

北上秋彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408552354
ISBN 10 : 4408552356
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
364p;16

内容詳細

盛岡市で損害保険代理店を営む志摩平蔵は、
元盛岡南署刑事課捜査一係の刑事。
準キャリアの警察官であった妻を交通事故で亡くし、
幼い一人娘を育てるため、転職したのだ。

夫婦ともに両親を亡くしており、妻の遠縁にあたる建設会社社長が、
志摩父娘の大家兼身元保証人となっている。
轢き逃げに見せかけた殺人、事故を利用したアリバイ偽装など、
交通事故の際に支払われる自動車保険が生み出す
莫大な保険金を狙う犯罪はあとを絶たない。
死者と遺族の無念を晴らすため、警察の実況検分でも明らかに
されなかった不審な事故の真相を、地道な現場調査から炙り出す、
“正義の保険屋”志摩平蔵の奮闘を描く傑作ミステリー集。

【著者紹介】
北上秋彦 : 1950年岩手県生まれ。生損保代理店を経営する傍ら作家を志し、95年、保険調査員の経験を活かした短編「現場痕」を文芸誌に発表しデビュー。97年、初の単行本『種の終焉』を上梓。2004年第3回北東文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • らむり さん

    自動車保険を狙う犯罪ミステリー。実際にあったことみたいです。

  • ももんが さん

    ★★★☆☆去年、免許取得したばかりで最近は全然車に乗らず•••保険に関してはまだ分かっておらず、保険の内容に頭が⁇?ばかり、事故の内容に怖さを改めて思い知らされました。ハンドルを握った瞬間から相手の将来を奪ってしまう可能性があるということをもっと考えなければいけないですね。

  • thee birdmen さん

    交通事故がテーマの短編ミステリー集。元刑事で損害保険の代理店を営む志摩平蔵は、カネにならない事故処理で完璧なアフターサービスをすることから顧客の信頼を得ているという異色の主人公。鋭い推察力で事故の裏に隠された悪意を次々と暴いていきます。デビュー作ということで所々こんがらがる箇所もありますが、新しいジャンルで新鮮でした。好きなのは「茶の葉とブロッコリー」「未必の故意」。他人の視点が加わって物語に奥行きが出ています。書く度にテクニックが上がっていくのがわかって面白かったです。

  • シアン さん

    「偶然の証明」「現場痕」「センターライン」「茶の葉とブロッコリー」「事故車の証言」「未必の故意」の6編からなる短編集。交通事故を扱う保険屋が、事故から真相を暴いていく。車や道路に残された痕跡を見ただけで、その事故の状況を推測するのはまさに職人技。あまり見かけないジャンルだけに、面白い。

  • R.Hand さん

    交通事故にまつわる保険屋さん話なので、事故状況や現場や車の事故痕については細かいです。その他が大まかな感じがし話としては雑な感じがしました。(2.9)

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北上秋彦

1950年、岩手県生まれ。ミステリー短編「現場痕」でデビュー。第3回北東文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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