小説太平洋戦争 6 講談社文庫

山岡荘八

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062931601
ISBN 10 : 4062931605
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
581p;15

内容詳細

残酷無残極まりなく、理性人情を排除する戦争よ、永遠にさようなら。祖国の不滅を信じて逝った全てのひとびとへの鎮魂の巨編、完結!

【著者紹介】
山岡荘八 : 明治40年1月11日、新潟県小出町(現・魚沼市)に生まれる。本名・山内庄蔵、のち結婚し藤野姓に。17年の歳月を費やした大河小説『徳川家康』で吉川英治文学賞を受賞。53年9月30日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • at-sushi@ナートゥをご存知か? さん

    政治的権能を持たない天皇の聖断に拠るしか終戦の糸口が無い中、「日本の一番長い日」でも描かれる講和派の苦悩と、主戦派の反動が描かれる。この亡国の危機を抑えた昭和天皇の威徳には令和となった今でも平伏すしかない。(近衛の無責任さには呆れる)自ら戦犯として巣鴨に入り、東條らを督励した笹川良一とその母のエピソードも胸を打つ。「戦争よ、さようなら!」の一文で物語は閉じられるが、戦前と同じように生存を脅かされた時、或いは、ウクライナのような状況になったとき、果たして、再び銃をとらないと言い切れるだろうか?

  • Hiroki Abe さん

    終戦記念日より3日遅れること、ようやく読み終わりました。読み出した動機は祖父の鬼籍や戦後70周年などありましたが、何よりも違和感を感じていたのは戦争を知らない人々が俯瞰的に戦略がとか政治家がとか、軍部の暴走がとか天皇がだとか、偉そうにしたり顔で語っているときの顔にある種の幼稚さと醜さを感じたからです。歴史を紐解くときに最も必要なモノは想像力だと思います。文字数も限られているのでここらで終わりますが最後に作者、山岡荘八が本作で最も伝えたかった最後の文章を記載しておきます。-戦争よ、さようなら!-

  • rinrinkimkim さん

    終戦前後は半藤さんの聖断で詳細を読んでました。陛下は「自分」ではなく「朕」じゃないかなと。あと現神と表現してますが、これこそが明治からの思想でしょう。奈良時代聖武天皇は仏教による国政を目指したはずです。山岡先生は本書が進むにつきまるで憑依されたかのように大和魂を叫ばれます。特攻隊従軍や戦犯妻たちのとの交流があれば当然のことですが。笹川さんの話は大変興味深く、この先機会を作って読書したい。それにしても全六巻!重くやるせない、でも後世に生き、現代の幸せを享受する身としての責任感から読了しました。山櫻花嗚呼!

  • わわわべ さん

    かなり時間が空いたが、全6冊読了。最終巻はほぼ終戦処理の話。教科書では1行で終わりそうな瞬間がいかに難しいものだったのか分かった。特に東京裁判については日本人がよく知らなければいけない内容であると思う。

  • m.taya さん

    終戦から戦後処理、東京裁判、満州の悲劇で完結する第6巻。1巻から読み終えてみると心の底から戦争はしてはいけないとシンプルに思った。この本は必ず子供に託そうと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品