カンブルランが世界初演した
アンドレの新作オペラ『ヴンダーツァイヒェン』のドキュメンタリー
2012年よりシュトゥットガルト歌劇場の音楽監督に就いているシルヴァン・カンブルランが、マーク・アンドレのオペラ『ヴンダーツァイヒェン』を2014年春に世界初演しました。この映像は2013年からの準備期間と本番に至る過程をドキュメンタリーとしてまとめた映像です。
マーク・アンドレは1964年パリ生まれ。現在彼の活動の拠点はドイツで、ヘルムート・ラッヘンマンに作曲を師事。近年はシュトゥットガルト・オペラとも頻繁に仕事をしています。2011年にイスラエルを旅したマーク・アンドレが題材としたのは、1522年シュトゥットガルトに没した人文主義者ヨハネス・ロイヒリン。タイトルはロイヒリンについてゲーテが言った言葉「ヴンダーツァイヒェン(Miraculous signs 奇跡のサイン)」。ストーリーは、ヘブライ学者ヨハネスがイスラエルの空港に到着するが入国を拒否される。ともに入国を拒否された女性マリアと出会う。その直後、心臓移植をうけていたヨハネスの心臓が止まり、精神と現実の両方の危機に直面する。音楽はイスラエルでサウンドリサーチした音を、電子音を交えた実験的な試みが反映されています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
● ドキュメンタリー:Yearning for the Presence - アンドレのオペラ『ヴンダーツァイヒェン』のオリジナル・プロセス
監督:ウリ・アウミュラー
出演:ヨッシ・ヴィーラー、セルジオ・モラビート(舞台演出)、シルヴァン・カンブルラン(指揮)、他
● 特典映像:作曲者アンドレと演出家モラビートの対話
収録時間:81分(本編59分、特典22分)
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ
原語:ドイツ語
字幕:英語
NTSC
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