イスタンブル交易圏とイラン 世界経済における近代中東の交易ネットワーク

坂本勉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766422078
ISBN 10 : 4766422074
フォーマット
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
388p;22

内容詳細

非ムスリム商人、イラン商人、ヨーロッパ商人らによる綿製品、絹、タバコ、ペルシア絨毯の流通から明らかにする、強固で自律的なネットワークの持続と変容。

目次 : 序章 イスタンブル交易圏のなかのイラン(中東イスラーム世界における都市形成と市・交易圏/ 近代以前の中東イスラーム世界における交易圏の特徴 ほか)/ 第1章 イスタンブルの中継貿易とイラン(アミーノッザルブとオスマン帝国の非ムスリム商人/ イスタンブルに延びるイラン商人の交易ネットワーク ほか)/ 第2章 イランのアルメニア系商人の交易ネットワークとイスタンブル(アルメニア系商人アルセニアン家の相続争い/ 訴訟・裁判の過程から見えるアルメニア系商人の交易ネットワーク)/ 第3章 イランの絹貿易とオスマン帝国のギリシア系非ムスリム商人(微粒子病と生糸貿易の衰退/ オスマン帝国からの蚕種輸入 ほか)/ 第4章 イランにおけるカーペット・ブームとイスタンブルの中継貿易(絹から絨毯へ/ カーペット・ブームを牽引する外国商会/ 絨毯産業に進出するイランの民族商人 ほか)/ 第5章 イランのタバコ・ボイコット運動とイスタンブル(二つのタバコ利権の共通点と違い/ 利権廃棄をめぐる攻防/ オスマン帝国におけるタバコ利権問題 ほか)/ 終章 変容するイスタンブル交易圏(コチュ最初のイスタンブル旅行/ 弱体化する非ムスリム商人の経済力/ 台頭するトルコ系の商人 ほか)

【著者紹介】
坂本勉 : 1945年生まれ。1969年慶應義塾大学文学部東洋史専攻卒業。1975年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。1974年より慶應義塾大学文学部助手、1981年助教授、1991年教授、2011年定年により退職、現在慶應義塾大学名誉教授。1976‐78年テヘラン大学、ケンブリッジ大学中東センターに留学。1987‐89年日本学術振興会西アジア地域センター(アンカラ)派遣研究員およびアンカラ大学言語・歴史・地理学部講師としてトルコに滞在。1999‐2000年ボアジチ大学(イスタンブル)文理学部訪問教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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坂本勉

関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科臨床福祉学専攻博士後期課満期退学。佛教大学社会学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。修士(社会学)、社会福祉士。現在、佛教大学社会福祉学部准教授。京都府八幡市介護保険事業計画等策定委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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