THE SAX 2015年 3月号

THE SAX編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
040410315
フォーマット
出版社
発売日
2015年01月24日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:

内容詳細

[Cover Story]
ケニー・G
ボサノヴァの巨匠たちにオマージュを捧げたニューアルバム
「ブラジリアン・ナイツ」。
サクソフォンという範疇を超えて、ポピュラー系インストゥルメンタル音楽の世界で史上最も成功を収めた音楽家であるケニー・G。そんな偉大な男がニューアルバムのテーマに選んだのは「ボサノヴァ」。アントニオ・カルロス・ジョビンをはじめとするボサノヴァの巨匠たちにオマージュを捧げ、カヴァーとオリジナルでケニー・G流ボッサの世界を作り上げた「ブラジリアン・ナイツ」は季節を問わず一年中楽しめる絶品の仕上がりだ。

[特集1]
温もりと寛ぎを運ぶ快適音楽
〜冬のボサノヴァ
1950年代末にブラジルのリオデジャネイロで産声を上げた、当時における最先端の音楽「ボサノヴァ(Bossa Nova)」。誕生から50年以上経った今でも世界各地で愛され、特にここ日本では絶大な人気を誇る音楽ジャンルでもある。そして近年はイメージが強い夏だけではなく、季節を問わず一年中ボサヴァが街のどこかで流れている。そこで、今回は「冬のボサノヴァ」と題して、寒いこの季節をホットにしてくれる効果もあるリラクゼーション・ミュージック「ボサノヴァ」の魅力に迫ろう。

■ボサノヴァの発祥と発展
■ボサノヴァサックス名盤10選
■ボサノヴァサックス奏者対談

菅野 浩 & 石川周之介
■ボサノヴァ音楽解析 Part 1.リズム編
■ボサノヴァ音楽解析 Part 2.コード編
■ボサノヴァ名演スコア
『Bossa Antigua/ポール・デスモンド』for As
『Corcovado/ハリー・アレン』for Ts

[特集2]

サックス7つ道具コレクション
ケース/ストラップ/スタンド/ピックアップマイク
メトロノーム・チューナー/レコーダー/etc.

人気プレイヤーのケースの中身を拝見!
須川展也/本田雅人/鈴木央紹/小林香織/江川良子
纐纈歩美/平原まこと/つづらのあつし/栃尾克樹

楽器本体、マウスピース、リードだけではサックスの演奏ができないことは言うまでもない。サックス奏者にとって、ケース、スタンド、ストラップはもちろんのこと、ピックアップマイク、チューナー、メトロノーム、レコーダーなどは必需品。 その他にも役に立つアクセサリーがあれば、サックス演奏はさらに楽しくなるだろう。今回は石森管楽器と石橋楽器店にアドバイスいただき、 それら「サックス7道具」のウィンターシーズン最新の動向を追った。

[Talk Jam-1]
鈴木 央紹
「ルパン・ジャズ」で知られる大野雄二&Lupintic Fiveのメンバーで、さまざまなアーティストのアルバムやライブでも活躍する、当代のNo.1売れっ子テナー奏者と言えば、鈴木央紹。そんな彼が2009年の前作「Passage Of Day」以来となるリーダー作「STANDARDS++」をリリースした。6年前に結成した自己のカルテットを率いての初レコーディング作品ともなるニューアルバムについて手応えを語ってもらった。

[Talk Jam-2]
アダ・ロヴァッティ with
ランディ・ブレッカー
昨年の11月下旬に開催された「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき2014」の一環で来日した、ザ・ブレッカー・ブラザーズ・バンド・リユニオン。言わずと知れたランディとマイケルのブレッカー兄弟を中心としたあのブレッカー・ブラザーズの再編バンドだ。その白熱のステージの模様は本号レポート記事のとおりだが、そこで今は亡きマイケル・ブレッカーの代役を務めたアダ・ロヴァッティを本誌ではキャッチ。夫であるランディ・ブレッカーも同席してもらい来日インタビューを敢行した。

[Talk Jam-3]
多田誠司
本誌でもお馴染みの日本を代表する正統派ジャズアルト奏者である多田誠司。これまでも様々なグループを編成して活動してきた彼が、初のデュオ・アルバムに挑んだ。その相棒となったのは、何と山下洋輔が後継者と認めるフリー・ジャズの鬼才スガダイロー。さらにはライブ・レコーディングでアルバムを制作するという、スリリングなことこの上ないお膳立て。超個性的な二人の化学反応で生まれた新作「We See!!」完成の悦びを多田が語った。

[Talk Jam-4]
大森 明
本誌連載「Make Your Own Solo」でナビゲーターを務める大森明氏が、昨秋ニューヨーク(以下、NY)に渡りライブとレコーディングを決行した。バークリー音楽院に留学後、8年間過ごしたNYは氏にとって原点とも言える懐かしい場所。ジャズの本場でオリジナル曲を披露し、手ごたえを感じたという大森氏のニューアルバムに期待が高まる。

[Spot Light-1]
松下 洋
昨年7月に行なわれた「第 4 回ジャン=マリー・ロンデックス国際サクソフォン・コンクール」にて優勝を 飾り、さらに8月の「 第31回日本管打楽器コンクール」で も 第2位と、国内外で一躍その名を知らしめた松下洋。今年は同世代のプレイヤーとも新たな展開を計画しているという、 若き“風雲児”の脳内をのぞいてみた。

[Spot Light-2]
佐藤淳一
東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C(ビートゥーシー):バッハからコンテンポラリーヘ」も17年目のシーズンを迎えている。バッハ作品と現代作品を軸とし、演奏家が自由にプログラムを組むことでさまざまな「B→C」を魅せるこの人気シリーズに、本誌連載でもおなじみの佐藤淳一さんが登場する。サクソフォン奏者として、また研究者として現代音楽に積極的に取り組む佐藤さんならではの「B→C」ならぬ「B→B」とは?

[TOPICS-1]
SAXZマウスピース 本田雅人モデル

[TOPICS-2]
国立音楽院イベントレポート

[TOPICS-3]
第34回サクソフォーンフェスティバル

[楽譜]
『愛のメモリー』 for As

[楽譜]
『Bossa Real/ケニー・G』 for Ss

ほか

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