私が弁護士になるまで 文春文庫

菊間千乃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167902834
ISBN 10 : 4167902834
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
267p;16

内容詳細

フジテレビを辞め、退路を断って司法試験に挑戦。チャンスは三回のみ。困難な状況でも可能性を信じ、自らの手で人生を切り拓いていく勇気を示してくれる一冊。文庫版書き下ろし付き。

目次 : 私はアナウンサーだった/ アナウンサーという仕事に迷う/ 伝えるだけではあきたらなくなっていた/ ロースクール制度/ 会社と学校の二重生活/ 謹慎で全番組を降板する/ 退社を決める/ 退路を絶つ/ 試験本番、不安で手が震える/ 短答の結果が発表される〔ほか〕

【著者紹介】
菊間千乃 : 1972年東京生れ。早稲田大学法学部卒。95年にアナウンサーとしてフジテレビ入社。入社4年目、「めざましテレビ」の中継中に5階建てビルから転落、腰椎圧迫骨折の重傷を負う。2005年からテレビの仕事の傍ら、大宮法科大学院大学(夜間主)に通いだす。07年、背水の陣を敷いて、新司法試験に挑戦することを決意、12月にフジテレビを退社。10年、2度目の挑戦で合格。1年間の司法修習を経て、12年1月より弁護士法人松尾綜合法律事務所に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    長い道のり。知力、体力、そして気力勝負。感情の起伏も飾ることなく描写。著者の泥臭い人間性に、少なからず好感。道は違えど、努力は何らかの形で実るはず!って感じさせてくれる。修習課程での、思考として伝える技術が印象深い。これはビジネスでも同じで、場数を踏んで自分のスタイルを確立必要性ありですね。”謹慎”は自業自得なのかもしれないが、どん底で見える”何か”が、もれなく人としての成長に繋がる。第二のキャリアを「あ・た・ま」で頑張って欲しい。

  • minimu さん

    「覚悟の人」という印象が残りました。直感を信じ、自分で自分の道を選ぶ覚悟。険しい道であっても、最適な方法を考えやり抜く覚悟。自分のためではなく、誰かの為に尽くすことを厭わない覚悟。解説の笠井アナと同様、私も、彼女は不祥事から退社したものと思い込んでいました。そうではなく、もともと「伝える」仕事の限界を感じ、より人の人生に関わりたいという思いから弁護士への道を選んだとのことです。すごい使命感。お仕事で培われたのか、一言一句も無駄のない意味の詰まった文章でした。表紙の笑顔が眩しくて、カッコいい!

  • musis さん

    こういう生き方があるんだということ、何かを得るためには、どこかで歯を食いしばり頑張りぬく必要があるのだということを学んだ。頑張ることは、どちらかと言えば好きだが、自分は保身に走ってしまう。本当にやりたいことも心配で挑戦しないことが、自分でも情けなく哀しい。この本でも、3年でうまくいかなかったらどうするつもりだったんだろう、と即座に不安に思ってしまったことが虚しかった。この生き方はすごく尊敬できる。遠くを見ず、ひたすら夢に向かい目先のことをこなす自分になろうと思った。何歳からでも、まだ遅くはない。

  • かず さん

    丁度6年前、単行本を読んだ。感想に「司法試験など夢のまた夢だが」とある。ところが今、挑戦を決めた自分がいる。文庫版書下ろしで彼女がつらさから逃げるように(笠井アナ寄稿文より)ロースクール通学を選択したのではないことを知った。彼女は前向きな心で進路を変えたのだ。大いに参考になった。沢山付箋が付く中で最も心に残ったのは「人を相手に仕事をする(p.256)」であった。公務員は兎角規則相手に仕事する。「決まりですから」という奴。同じ法を元に仕事をするにも、拠るべきスタンスを変えねば弁護士は務まらない、そう感じた。

  • のぞみ さん

    前に前に。素敵な生き方だと思いました。

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人物・団体紹介

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菊間千乃

弁護士法人松尾綜合法律事務所弁護士。早稲田大学法学部卒業。1995年、フジテレビ入社。アナウンサーとしてバラエティーや情報・スポーツなど数多くの番組を担当。2005年、大宮法科大学院大学(夜間主)入学。07年、フジテレビ退社。11年、弁護士登録(第二東京弁護士会所属)。19年、早稲田大学大学院法学研

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