古代ヤマト王権の縁起と伝承 『記・紀』に消されたニギハヤヒ命の実像

木村博昭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784826506106
ISBN 10 : 4826506104
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
275p;19

内容詳細

多くの神社の縁起・伝承は、千数百年の悠久の歴史を超えて、今なお存在している。古代の人々は、地域共同体の歴史や伝承と同族意識を基盤にして、氏神や鎮守の神々を祀る信仰を起こし、神々と深い絆で結ばれていた。そこから数々の神社の縁起・伝承が生まれ、今日まで語り継がれてきたのである。この祖先の偉大な遺産を手掛かりに、『記・紀』神話が抹消したニギハヤヒ命の実像を明らかにすると共に、古代ヤマト王権の実相に迫る。

目次 : 『先代旧事本紀』のニギハヤヒ命/ ニギハヤヒ命と天火明命/ 大物主神/ 大己貴神(大国主神)/ 大歳(年)神/ 賀茂神社の神/ 大山咋神と火雷神/ 石上神宮の神/ 熊野大社の神/ 伊勢神宮の神/ 御歳(年)神/ 豊受大神/ 海の神と海人族/ 鹿島・香取両神宮と春日大社の神/ スサノオ尊/ まとめ

【著者紹介】
木村博昭 : 1943年奈良県大和郡山市に生まれる。1965年大阪市立大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)勤務。その後民間会社の役員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mogura さん

    楽しめました。トンデモ論を展開している訳ではなく、膨大な量の伝承や祭りを紹介してから、私はこう思う、という流れなので丁寧に考察されているのだろうなと思い、安心して読み進められます。また邪馬台国にも言及しているのは面白かった。ただ終盤は何でもかんでもニギハヤヒ、という感じなので逆に多少訝しんで読んでしまった。筆者が影響を受けたという"消された覇王"戸も読んでみたいと思う。

  • caramelscratch さん

    方法として神社の縁起・伝承をもとに古代史をさぐることはおもしろいのだが、好き放題に食い散らかした感があり全体として強引な印象。『消された覇王』を挫折したのは同じ理由。スサノオ-ニギハヤヒにスポットをあてると、こんな見解があるのか、という感想。

  • ソノダケン さん

    「大化の改新」は天皇家でなく、藤原氏の独裁体制に道をひらき、記紀神話もそれを正当化するよう編纂された。スサノオ尊やニギハヤヒ命は偉大な英雄だったのに、闇に葬り去られた。神道のウサン臭さの原因を説明してくれる本。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

木村博昭

1943年奈良県大和郡山市に生まれる。1965年大阪市立大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品