雨降りだからミステリーでも勉強しよう ちくま文庫

植草甚一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480432421
ISBN 10 : 4480432426
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
15

内容詳細

1950~60年代の欧米のミステリー作品の圧倒的で貴重な情報が詰まった一冊。独特の語り口で書かれた文章は何度読み返しても新しい発見がある。

【著者紹介】
植草甚一 : 1908‐1979年。東京都出身。早稲田大学建築学科中退。文学、音楽、映画の評論家。1935年に東宝に入社、宣伝部や調査部に勤務、1948年に退社後は、映画、ジャズの評論を本格的に書き始める。1970年代、若者に欧米を中心としたサブカルチャーを伝え、その博識と親しみやすい語り口で“J・J”の愛称で親しまれる。『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』では第32回日本推理作家協会賞(評論部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • my さん

    1950年代から60年代にかけてのミステリーガイド。当時情報も殆どなかった中で、古本屋に行って洋書のミステリーを目を爛々とさせて読み漁る文人たちの姿が目に浮かびます。紹介された本は、今手に取ることはできないけれども、その簡潔にまとめられたあらすじから、面白さの香りが漂ってきます。特に勉強になったのは紹介されたミステリー作家シムノン。如何に主人公を苦悩に陥れられるかを考えることが、魅力的なキャラクターを生み出すといいます。ミステリーを書く上でヒントになることが沢山散りばめられた1冊でした。

  • garyou さん

    「寒い国から帰つてきたスパイ」だとか「藁の女」だとか、出たばかりのころに読んでゐるといふのがなぜだか無性に羨ましい。ここで紹介されたのがきつかけで実際に翻訳された本つてどれくらゐあるんだらう。これまた無性に未訳の洋書とか読みたくなつてくる一冊。

  • nightowl さん

    マメなのは分かるけれど、粗筋紹介がくどくどと長すぎる前半部で挫折しそうになった。シムノンの章あたりからは良い意味で慣れた書き方になってくる。最近落ち着いてきた北欧ミステリブームの中で以前の作品として「青い湖水の死」やメリー・ラングを紹介してほしい。<クライム・クラブ>は仕事としての文章という印象が強く、逆に癖が無さすぎて物足りなさがある。著者の多趣味には恐れ入りつつ、抜きん出てミステリが好きという訳ではない所が何とももどかしい。

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