水やりはいつも深夜だけど

窪美澄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041021347
ISBN 10 : 4041021340
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
窪美澄 ,  
追加情報
:
238p;20

内容詳細

教育熱心な家々に囲まれ、周りの目を気にしながら取り繕う毎日。こんなはずではなかった・・・・・・。理想と現実の狭間でもがき苦しむさまざまな家族のカタチを、生々しくリアルに描いた、家族短編集。

【著者紹介】
窪美澄 : 1965年、東京都生まれ。短大中退後、広告制作会社、フリーの編集ライターを経て、2009年、「ミクマリ」で第8回女による女のためのR‐18文学賞大賞を受賞しデビュー。11年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞を受賞、本屋大賞第2位に選ばれた。12年、『晴天の迷いクジラ』で第3回山田風太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    幼子を抱える危うい家族の五つの物語。どの家庭にも問題を潜在しながら懸命に生きている中で 一筋の光明が見えて何とかHappyEndを迎えるのは家族愛があるからなんだと思いました。もう10年以上も前になりますが、子供が小さかった時代を懐かしく感じています。こういう事も考えないと少子化対策は上手くいかないなんだろうな!

  • 風眠 さん

    セレブママとしてブログを更新しながらも、常に周囲の評価を気にする主婦。仕事人間で子育てに協力できず、家族から疎まれる夫。自分の娘が発達障害ではないかと悩む主婦。豹変した出産後の妻に嫌気がさし、若い女に傾いてしまう夫。父の再婚に戸惑う女子高生。どこにでもあるような家族の葛藤を描いた短篇集。淡々と、淡々と描かれてゆく家族の風景。その淡々とした筆致だからこそ、リアリティがあり、心当たりがあり、自分と重ね合わせながら物語の登場人物に共感する。言葉にできない本音はある、だけど信じたい。それが家族という縁なのならば。

  • yoshida さん

    家族についての短編集。結婚して子供を授かり、絵に描いたように幸せな家族にもそれぞれに悩みはある。とてもリアルで重苦しい空気感であるがラストに救いがある。結婚していた私には実に胸を抉る場面が多かったが何とか読了できた。最後の対談にもあるが、結婚はゴールではなくスタートだと思うし、育った環境も異なる二人が暮らすのだから軋轢も出る。後はお互いでどこまで歩み寄れるか。そしてお互いを思いやれるか。実際に書くのは簡単だが実行するのはなかなか難しい。特に「サボテンの咆哮」と「砂のないテラリウム」が実にリアルで読ませた。

  • masa さん

    同じ屋根の下で暮らす家族がすべからず相手の気持ちを理解している訳ではない。環境は変わっているのに、自分の「こうあって欲しい」を特に男は妻に、家庭に求めてしまう傾向があるように思う。私も18年間連れ添っている妻が言うことに「そんなふうに考えているんだなぁ」と時々感じることがある。本当は変わった環境を何だかんだと理由を付けて一番受け入れていないのは旦那だったりする。この本を読んでそんな想いを強くした。妻の気持ちへもう少しアンテナを高くしようと思う。結婚記念日に本作を読めたことも何かの縁だと感じた。15101

  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。家族をテーマにした短編集。何か心臓をグッと掴まれている感じ。どの話もよくあるシチュエーション何だろうと思ってたら、ダ・ヴィンチで窪さんのインタビューがあり、子育ての経験を基に書いたとあって、世界に入り込んでしまいました。どの作品もかすかな希望の光が見える終わり方で良かったです。

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