「進撃の巨人」と解剖学 その筋肉はいかに描かれたか ブルーバックス

布施英利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062578929
ISBN 10 : 4062578921
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
228p;18

内容詳細

「超大型巨人」の顔を覆っている白いひもは筋肉なのか骨なのか…。「巨人」の異様かつ圧倒的迫力の造形が、多くの読者を惹きつけてやまないコミック話題作『進撃の巨人』。社会現象にもなっている作品の魅力の根源とは?いまだ謎につつまれたままの「巨人」の正体とは?この二つの大きな「問い」に、「美術解剖学」が鋭くメスを入れる。かつてない試みの新書の登場。

目次 : 第1章 『進撃の巨人』を読む(人間型の巨人/ 奇行種/ 通常種など)/ 第2章 美術解剖学って何?(なぜ解剖学を学ぶのか/ 人体を解剖する方法/ 美術解剖学って何?/ 骨格について/ 筋肉について)/ 第3章 人体の筋肉を学ぶ(体幹の筋肉(胸と腹/ 背中)/ 顔の筋肉/ 上肢の筋肉/ 下肢の筋肉)/ 第4章 人体の骨格を学ぶ(体幹の骨格(脊柱/ 胸郭)/ 頭蓋骨/ 下肢の骨格/ 上肢の骨格/ )/ 第5章 『進撃の巨人』を読む2(人間型の巨人/ 通常種など/ 奇行種)

【著者紹介】
布施英利著 : 1960年生まれ。批評家。1984年、東京藝術大学美術学部卒業。1989年、同大学院美術研究科博士課程修了(美術解剖学)。学術博士。東京大学医学部助手(解剖学)として養老孟司教授のもとで研究生活を送り、1995年より批評家として独立。科学と芸術の交差する「美術解剖学」をベースに、絵画、マンガ、文学など幅広いテーマと取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 入江 さん

    アニメを中心に観ていたので、漫画はよく知らなかったのですが、確かに筋肉を描いてから絵に説得力が増してますね。肩甲骨って大事なんだなあ。人間みたいだけど違う、これを絵にするって難しいでしょうね。筆者の予想は少しズレていましたが、解剖学の本としては読みやすかったです。

  • masabi さん

    レオナルド・ダ・ヴィンチも絵画のために死体解剖をしていたことを思い起こした。よりリアルに迫力ある絵にするためには皮相だけ写すのではなく筋肉や骨格にまで気を配らなければならない。

  • toshio さん

    【目で見る筋力トレーニングの解剖学】にインスパイヤーされ、手に取る。起始、停止の意味を再認識。筋肉は、骨を動かすための物。この事実を再確認することで、収縮の意識が高まり、より効かせるトレへ変貌を遂げるかも、なんて期待を抱かせてくれる良書。医学、美術の立場で書かれているが、それらの知識がない筋トレ愛好家にも易しい。

  • akinbo511 さん

    概要ではあるけれど、人間の骨と筋肉の仕組みがよくわかった。ついでに「進撃の巨人」も気になってしまい、少し読んでみた。

  • Tomomi Yazaki さん

    まさかこの真面目な新書・ブルーバックスで『進撃の巨人』を取り上げるとは! 時代が変わったのか、それすらも超越するほど『進撃の巨人』が凄いのか!? 本書は、解剖学の観点から人体のしくみを詳し過ぎるほど解説している。著者の自由な解釈から導き出される巨人の形態や生態は中々面白かったが、途中から延々と続く解剖学の説明には辟易させられた。この内容であれば、敢えて『進撃の巨人』を取り上げる必要はなかったのでは?最近のブルーバックスの格式と信頼性が揺らいでいるように感じるのは私だけ? でしょうか。

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