ビジネスモデル全史 ディスカヴァー・レボリューションズ

三谷宏治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784799315637
ISBN 10 : 4799315633
フォーマット
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
23

内容詳細

ビジネス書アワード2冠受賞『経営戦略全史』に第2弾登場
14世紀イタリア・メディチ家から2010年代のスタートアップまで
ビジネスモデルの先駆者たちの栄枯盛衰のダイナミクスを一気読み!

「ビジネス書大賞2014・大賞」「ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2013・ 第1位」を受賞した
『経営戦略全史』の著者・三谷宏治の最新作。テーマは「ビジネスモデル革新の歴史」です。
14世紀イタリア・メディチ家、17世紀日本・三井越後屋にはじまり、2010年代のスタートアップまで、
約70余りのビジネスモデルを、その背景とともに紹介。
ビジネス史の先駆者たちの栄枯盛衰をストーリーで追いかけていきます。

登場するのは100社超の企業と100名超の起業家・ビジネスリーダーたち。
彼らが「新たなビジネスモデルをどう生み出したのか?」「なぜ競争優位を築けたのか?」を
60点を超す豊富な図版とともに学びます。
そして、現代経営が直面する2つの問い「イノベーションとはどう起こすのか?」
「持続的競争優位をどう保つのか?」について、「ビジネスモデル」がどんな回答を出してきたのか、
そして、われわれ自身がそれをどう実現していくのかについて考えていきます。

これまでビジネス・経営を学んできた方の復習のために、またこれから新たな道を切り開いていくための
指南書として、活用していただきたい経営書の新定番です。

【本書の工夫・特徴】
1)人物・企業・書籍を写真で紹介

人物の肖像写真などビジュアル情報を豊富に掲載しました。
先駆者たち≠フ人物像や背景情報がイメージとして記憶に定着させられます。

2)豊富な索引
「人名」「団体・ブランド名」「書名」「キーワード」の4つの切り口での索引をご用意しました。
ビジネス百科事典・辞書としてもご活用いただけます。

3)キーコンセプトを図解
要点を理解し、自在に使いこなすために、また、カタログ的に眺めてビジネスへのヒントをつかむためになど、
さまざまにご活用いただけます。

【登場する先駆者たち≠ニビジネスモデル(一部)】
●メディチ家「国際為替・決済」●三井越後屋「現金掛け値なし」●バンカメ「VISAカード」
●スクエア「モバイルペイメント」●A&P「チェーンストア」●シアーズ「GMS」
●フォード「垂直統合」●ジレット「替え刃モデル」●CBS「広告モデル」●ゼロックス「従量制課金モデル」
●トヨタ「リーン生産」「系列モデル」●オークネット「B2B eマーケットプレイス」
●デル「ダイレクトモデル」●ギャップ・ベネトン「SPA」●グーグル「キーワード広告」
●アマゾン「ワンストップ」「ロングテール」●アリババ「大フリーミアム」●メイシーズ「オムニ・チャネル」
●クアルコム・ARM「知財」●キックスターター「クラウドファンディング」●ズーリリー「会員制フラッシュモデル」
出版社からのコメント
●著者コメント

『ビジネスモデル全史』というこの本の題名には、2つの意味が隠れています。
ひとつ目は「ビジネスモデル」の「ビジネス用語・経営戦略用語」としての歴史です。
1期は、はるか昔から1990年頃まで、2期は2001年ドットコム・バブル崩壊まで、
そして2002年以降3期として、「ビジネスモデル」は2度目の絶頂を迎えています。
書題のもうひとつの意味は、「ビジネスモデル革新(イノベーション)」の歴史です。
歴史上、どんなビジネスモデルが存在し、それはどこでどうやって生まれてきたのかを概観していきます。
「ビジネスモデル論の3期にわたる変遷」と一緒に、その「先駆者たちの栄枯盛衰のダイナミクス」を味わってください。

【著者紹介】
三谷宏治 : K.I.T.虎ノ門大学院教授。早稲田大学ビジネススクール・グロービス経営大学院客員教授。1964年大阪生まれ、福井育ち。東京大学理学部物理学科卒業。INSEAD MBA修了。ボストンコンサルティンググループ勤務ののち、アクセンチュア勤務。03〜06年にはアクセンチュア戦略グループの統括を務める。現在、社会人教育の他、大学・高校・中学・小学校での子ども・保護者・教員向け教育を中心に活動中。永平寺ふるさと大使、放課後NPOアフタースクール、NPO法人3keys理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひろき@巨人の肩 さん

    Audiobookにて。経営戦略の拡張フレームワークとしてビジネスモデルを定義し、売り方・作り方・資金・儲け方の四要素で成功企業の系譜を俯瞰できた。企業成功には、技術イノベーションと他社を差別化できるビジネスモデルが必須、また企業ライフサイクルを通すとポジショニング・ケイパビリティ両戦略が必要と理解した。GAFAを筆頭とする現在のプラットフォーマーはビット世界での成功者であり、これからはアトムの世界・モノづくりが主戦場となる。その中で日本が再興するには、知の余剰を活かすヒトのつながりを作っていけるか。

  • いたろう さん

    メディチ家の昔から時代時代で生まれた新たなビジネスモデル。読み物として楽しいビジネス書であり、ターゲット(顧客)、バリュー(提供価値)、プロフィット(収益の仕組み)、オペレーション/リソース(ケイパビリティ)の切り口で、そのモデルの新規性のポイントが見えてくる。興味深いのは、革新的なビジネスモデルを生み出した企業が必ずしも最終的な勝者になっていないこと。果実は他者に刈り取られ、勝ち組もいつしか敗者に。現在では、ビジネスモデルの競争優位の持続期間はたかだか10年弱と。ビジネス環境の変化は激しさを増している。

  • おさむ さん

    前作の「経営戦略全史」より抜群に面白い理由は、ホンダ、トヨタ、セブンイレブン、任天堂、SoftBank等名だたる日本企業の実例が登場するから。特に1990年以降のIT化で加速した世界的なビジネスモデルの変化が興味深い。フリーミアムやロングテールという概念を生み出したクリス・アンダーソンの慧眼に納得。知財専業サービスのクアルコムのような道こそが日本企業の生き残り策なのかもしれないな、と感じました。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    用語の変遷、イノベーションの歴史(表紙見返し)。ゴシ太本。脚注部分に資料も散見。ビジネスモデルとは、旧来の戦略枠組みを拡張するための概念セットで、目的は多様化・複雑化・ネットワーク化の対応(49頁)。ジレットの替え刃モデルの応用は広く、プリンターのインク、スマホ、ネスプレッソなど現代でも展開されている(102頁)。ベゾスのAmazonは、日本と違い本の再販制度がないアメリカでは定価で売れるテール商品は儲かる(211頁〜)。

  • ふ〜@豆板醤 さん

    3。大学の教科書みたい。ビジネスモデルの歴史をわかりやすく解説している本。為替手形やクレジットカードから、FacebookやAmazonまで。学生時代読んでたらもっとワクワクしたかも。。

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三谷宏治

1964年大阪生まれ、福井で育つ。東京大学理学部物理学科卒業後、BCG、アクセンチュアで19年半、経営コンサルタントとして働く。92年INSEAD MBA修了。2003年から06年アクセンチュア戦略グループ統括。2006年からは子ども・親・教員向けの教育活動に注力。現在は大学教授、著述家、講義・講演

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