リチャード・プレストン

人物・団体ページへ

ホット・ゾーン 「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々

リチャード・プレストン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864103671
ISBN 10 : 4864103674
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
高見浩 ,  
追加情報
:
465p;18

内容詳細

緊急出版!
新聞・テレビで連日トップニュースの「エボラ出血熱」

最高の解説本にして、もっとも有名なノンフィクションを緊急復刊

脅威の感染メカニズムから、ウィルス制圧に命をかけた医療関係者、軍関係者たちの戦いまで―—。再燃する「エボラ出血熱」のすべてを描ききった、手に汗にぎるノンフィクションが蘇ります。「解説書としての分かりやすさ」と、「小説のように一気に読める面白さ」を兼ね備え、日本をはじめとする全世界で大ベストセラーになった一冊です。

累計64万部突破!
「エボラ出血熱」をめぐる、最も詳しく、最も有名なノンフィクションを緊急復刊!

脅威の感染メカニズムから、ウィルス制圧に命をかけた医療関係者たちの戦いまで―—。
再燃する「エボラ出血熱」のすべてを描ききった、手に汗にぎるノンフィクションが蘇ります。
「解説書としての分かりやすさ」と、「小説のように一気に読める面白さ」を兼ね備え、
日本をはじめとする全世界で大ベストセラーになった一冊です。


「現在進行中のエボラ大流行は、80年代初期のHIV蔓延以来、新型感染症としては最悪のものとなった。
自然を支配しようとする人間の闘いは、ときに傲慢で的外れであり、ときに英雄的である。
本書の主題は“人間"そのものなのだ」
――2014年9月18日、著者リチャード・プレストン
※2014年9月18日の著者追記は、以下で全文をお読みいただけます。
honz.jp/articles/-/40817

「とにかくすばらしい、そして空恐ろしいノンフィクション」
――ウォールストリート・ジャーナル

「1ページ目から惹き込まれる。この面白さは“伝染"する」
――WIRED

「実に稀有なノンフィクション! むさぼるように読み終わった今、
ここに描かれた現実はこの先長く私の脳裏から離れないだろう」
――スティーブン・キング

※本書は1995年の小社刊『ホット・ゾーン』の、訳文を一部リニューアルした新装版です。

リチャード・プレストン
Richard Preston
1954年、米マサチューセッツ州生まれ。プリンストン大学で英文学の博士号を取得。
94年発表の本書『ホット・ゾーン』が世界的な大ベストセラーになり、
ノンフィクションライターとしての評価を確立。
科学・医学分野の正確で分かりやすい記述に定評がある。
その他のノンフィクションに『ビッグ・アイ』(朝日新聞社)、
『世界一高い木』(日経BP社)など。
小説作品には『コブラの眼』(小社)、『夢のボート』(小学館)があるほか、
2011年にはマイクル・クライトンの未刊の遺稿を書き継いだSF
『マイクロワールド』(早川書房)を発表し、
大きな話題を呼んだ。

高見浩
(たかみ・ひろし)
1941年、東京生まれ。出版社勤務を経て翻訳家に。
訳書にヘミングウェイ『日はまた昇る』『移動祝祭日』、
ハリス『ハンニバル』(以上、新潮文庫)、
ベイリー『カタツムリが食べる音』(小社)など多数。
著書に『ヘミングウェイの源流を求めて』(小社)がある。

【著者紹介】
リチャード・プレストン : 1954年、米マサチューセッツ州生まれ。プリンストン大学で英文学の博士号を取得

高見浩 : 1941年、東京生まれ。出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • カザリ さん

    エボラとエイズを熱帯雨林、環境破壊、増えすぎた人類への復讐と表現していることが、ずっと心に引っかかって何年も読み返していました。今回、やっとそれは違うなとーはっきり思いました。エイズもエボラもはっきりと感染相手を霊長類、ヒトに定めているし、大規模なパンデミックが起きがちなことから、人に罰を与えたいと思う人間はそう思うのかもしれません。でも生物って誰かを殺すために生まれるなんてことはないわけです。生きようとしていて、たまたま生存競争の前線になったのが熱帯雨林というだけ。霊長類にロックオンは共通の進化の結果?

  • たま さん

    怖い感染症と言えばまずエボラでしょ、とこの本を読んだ。1989年に米国の会社が輸入した東南アジアのサル(実験用)が感染症で次々死に、陸軍伝染病医学研究所が対応に当たる。美しい風景、平和な日常とは対照的な悲惨な病状。緊迫した展開に引き込まれる。病原はなんとエボラウィルスの一種と特定され、空気感染することも分かり、500頭近いサルが殺処分される。エボラウィルスは東南アジアにもいる、空気感染するものもあると言うことだ。著者は、自然破壊のせいで未知のウィルスに曝露される脅威が増大していると読者に警告している。

  • 泰然 さん

    ワシントン郊外にあるサルの検疫所をエボラウイルスが襲った。陸軍感染症医学研究所の精鋭達はパンデミックを阻止すべく前人未踏の任務へ。と書くと、何かSFのような感じもあるが、本書は秀逸なノンフィクションだ。端正で科学への敬意と読者を見えざる悪魔との戦いに引き込むナラティブ風の文書が冴えており、わたしたち人類と病原体との攻防という原初的でヘヴィな恐怖感を叩き付ける。話の中で描かれる、アフリカの洞窟の捜索場面はコンラッド『闇の奥』のような得体の知れない不気味さがあり、本作の文学性を高めている。悪魔は一体何処から?

  • 杜子春 さん

    コロナでウイルスに関心が集まるなか、恐ろしい本に出会ってしまった。日本のノンフィクションにはない独特で、冗長、情緒的とも言える表現が最初は気になったが、現実の圧倒的な迫力を前に読書に没頭した。クルーズ船の告発で名をあげた岩田健太郎さんの解説もうれしい。

  • Ayumi Katayama さん

    今、私達は感染症の恐ろしさを知っている。でもやはりこれ程ではないだろう。エボラウィルス。致死率90%。人体にどういう影響を及ぼすのかを知りたければ本書を読むといい。微に入り細を穿って描写されている。アフリカで初めてエボラウィルスが発見されたのは1976年。その時は数ヵ月で終結した。エボラ川周辺でとどまったのは、ウィルスがあまりに獰猛であったためだ。村村の人という人を全滅させてしまった。宿主がいなくなればウィルスは広がれない。だが問題はその後だ。1989年。アメリカ、ワシントン近郊。そこにエボラが現れたのだ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

リチャード・プレストン

ジャーナリスト、作家。1954年、マサチューセッツ州生まれ。プリンストン大学で英文学の博士号を取得。1985年より、“ニューヨーカー”誌のライターとして活躍する。1994年に発表した『ホット・ゾーン』は、30を超える言語に翻訳され世界的なベストセラーとなった。2019年にはリドリー・スコットらの製作

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品