ピーター・ティール

人物・団体ページへ

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

ピーター・ティール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140816585
ISBN 10 : 4140816589
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;20

内容詳細

たとえば、日本が「失われた20年」と言われている間に、世界のイノベーションを引っ張っているのはアメリカ、特に西海岸のシリコンバレーだ。アップルやフェイスブックといった名前がすぐに思い浮かぶけれど、数多のスタートアップが起業しては消えていく世界でもある。
そんな中、次々と成功する企業を立ち上げる起業家集団がある。
オンライン決済サービス・ペイパルの初期メンバーとして繋がりが深く、現在もシリコンバレーで絶大な影響力を持つことから「ペイパル・マフィア」とも呼ばれる彼らは、ご存知ユーチューブ(YouTube)をはじめ、電気自動車のテスラ・モーターズや民間宇宙開発のスペースXからイェルプ(Yelp!)、ヤマー(Yammer)といったネットサービスまで、そうそうたる企業を立ち上げてきた。
本書はそのペイパル・マフィアの雄、ピーター・ティールが、母校スタンフォード大学で行った待望の起業講義録である。

■日米同時発売■
ピーター・ティール with ブレイク・マスターズ=著
関 美和=訳
日本語訳序文=瀧本哲史 推薦! (ビジネス書大賞『僕は君たちに武器を配りたい』)


新しい何かを作るより、在るものをコピーする方が簡単だ。
おなじみのやり方を繰り返せば、見慣れたものが増える、つまり1がnになる。
だけど、僕たちが新しい何かを生み出すたびに、ゼロは1になる。

人間は天から与えられた分厚いカタログの中から、何を作るかを選ぶわけではない。
むしろ、僕たちは新たなテクノロジーを生み出すことで、世界の姿を描き直す。
それは幼稚園で学ぶような当たり前のことなのに、過去の成果をコピーするばかりの世の中で、すっかり忘れられている。
本書は、新しい何かを創造する企業をどう立ち上げるかについて書かれた本だ。



[著者]
ピーター・ティール/ Peter Thiel
シリコンバレーで現在もっとも注目される起業家、投資家のひとり。1998年にPayPalを共同創業して会長兼CEO に就任し、2002年に15億ドルでeBayに売却。初期のPayPalメンバーはその後ペイパル・マフィアと呼ばれシリコンバレーで現在も絶大な影響力を持つ。情報解析サービスのパランティアを共同創業したほか、ヘッジファンドのクラリアム・キャピタル・マネジメントと、ベンチャーファンドのファウンダーズ・ファンドを設立。Facebook初の外部投資家となったほか、航空宇宙、人工知能、先進コンピュータ、エネルギー、健康、インターネットといった分野で革新的なテクノロジーを持つスタートアップに投資している。

ブレイク・マスターズ/ Blake Masters
法律調査と分析のためのツールを作成するテック系スタートアップJudicataの共同創業者。ティールの講義を聴講してまとめたノートが本書のもととなった。

目次
日本語版序文 瀧本哲史
はじめに

1.僕たちは未来を創ることができるか
2.一九九九年のお祭り騒ぎ
3.幸福な企業はみなそれぞれに違う
4.イデオロギーとしての競争
5.終盤を制する―ラストムーバー・アドバンテージ
6.人生は宝クジじゃない
7.カネの流れを追え
8.隠れた真実
9.ティールの法則
10.マフィアの力学
11.それを作れば、みんなやってくる?
12.人間と機械
13.エネルギー2.0
14.創業者のパラドックス

終わりに―停滞かシンギュラリティか

【著者紹介】
ピーター・ティール : シリコンバレーで現在もっとも注目される起業家、投資家のひとり。1998年にPayPalを共同創業して会長兼CEOに就任し、2002年に15億ドルでeBayに売却。情報解析サービスのパランティアを共同創業したほか、ヘッジファンドのクラリアム・キャピタル・マネジメントと、ベンチャーファンドのファウンダース・ファンドを設立。Facebook初の外部投資家となったほか、航空宇宙、人工知能、先進コンピュータ、エネルギー、健康、インターネットといった分野で革新的なテクノロジーを持つスタートアップに投資している

ブレイク・マスターズ : 法律調査と分析のためのツールを作成するテック系スタートアップJudicataの共同創業者

関美和 : 翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。電通、スミス・バーニー勤務の後、ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ehirano1 さん

    「賛成する人のほとんどいない、大切な真実とは?」を読了した今もずっと考え続けています。本書が当方の大切な何かを刺激していることは間違いなさそうなのですが・・・・・先ずはもう一回読んで整理してみようと思います。

  • KAZOO さん

    スタンフォード大学での起業論の講義をまとめたもののようです。様々なアメリカにおける創業者たちの成功例をうまく説明してくれています。やはり実例が多いので説得力があります。特に最後の「創業者たちのパラドックス」が非常に興味深いものでした。

  • ひろき@巨人の肩 さん

    未来を変えるための哲学書。未来が特別なのは「まだ訪れていない」からではなく「世界が今と違う姿になっている」から。未来を作るツールがビジネス。ビジネスに同じ瞬間は二度とない。未来を作るには「賛成する人のほどんどいない、隠された真実」を探す。自然が語らない真実は何か?人が語らない真実は何か?実際に、資本主義の原動力は、完全競争市場ではなくクリエイティブな独占企業。起業の瞬間は本当に一度だけ。すべての始まりである発明に対してオープンな姿勢を永続的に貫くルールを作る。

  • Kawai Hideki さん

    ペイパル創業者で、FaceBookの最初の外部投資家であり、LinkedIn、Yammer、Yelp、Quora、スペースXなどにも投資している「ペイパル・マフィア」のドン、ピーター・ティール氏による、起業のべき/べからず集。リーンスタートアップの無計画性と漸進性を一刀両断にし、「賛成する人がほとんどいない大切な真実」を証明するため、計画を立て、既存の10倍以上効率が良い方法を考えよ、と説く。筆者の信念を言語化しているので、やや観念的だったり、後付け的な説明が多いように感じた。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    仮に、シリコンバレーの聖地パルアルトにイギリス料理店を開くとする。近郊も含めて他のレストランがないなら独占できる。但し、イギリス料理だけが好きな人ばかりでない限り独占は成立しない。さらに、他店の成功例をコピーしてどんなに改善や差別化をしたところで競合は激化するだけだ。真の独占企業とは、自分たちの市場をいくつかの異なる大きな市場の総和と位置づけ、独占であることをカモフラージュする。このためには、継続的な創造、つまり、「賛成する人がほとんどいない大切な真実」に目を向け、ゼロから一を生み出す努力が必要なのだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ピーター・ティール

シリコンバレーで現在もっとも注目される起業家、投資家のひとり。1998年にPayPalを共同創業して会長兼CEOに就任し、2002年に15億ドルでeBayに売却。情報解析サービスのパランティアを共同創業したほか、ヘッジファンドのクラリアム・キャピタル・マネジメントと、ベンチャーファンドのファウンダー

プロフィール詳細へ

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品