エミリー・バゼロン

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ある日、私は友達をクビになった スマホ世代のいじめ事情

エミリー・バゼロン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152094759
ISBN 10 : 4152094753
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
324p;19

内容詳細

三人の事例を徹底検証し、フェイスブック本社も取材。

学校でいじめが発生。さあ、どうする?インターネットにより複雑化したいじめ問題の最新事情を、気鋭のジャーナリストが追う

フェイスブック本社にも乗り込んだ! 緻密な取材が明らかにする「いじめの最新事情」

◆モニーク(13歳)“もうあの学校には戻りたくない”
―新しい髪型が原因でいじめの標的に。SNSに脅迫めいたメッセージが。

◆ジェイコブ(13歳)“自分らしくいたかった”
―自分はゲイだと公言していじめを受け、何もしてくれない学校に対し訴訟を起こす。

◆フラナリー(16歳)“誰も私の言うことを信じてくれない”
―少女を自殺に追い込んだ罪に問われる。刑事告訴され、匿名の嫌がらせに悩む。

「自分のどこがいけないんだろう」――。ちょっとしたきっかけからいじめられるようになり、その呪縛から抜けられなくなる子どもたち。スマホを携え、SNSに常時アクセスする彼らにとって、いじめとは学校だけではなくネット上でも毎日24時間続くものであり、対策はますます難しくなっている。ジャーナリストである著者は、ティーンエイジャー3人の事例を徹底検証するほか、フェイスブック本社を取材し「ネットいじめ」の問題について探る。大人が子どもたちのためにできることを考える渾身のノンフィクション。

●著者
エミリー・バゼロン Emily Bazelon
オンラインマガジン「スレート」のシニアエディター。「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」など多数のメディアに寄稿。イェール・ロースクールを卒業し、現在は同校でフェローを務める。連邦第1巡回区控訴裁判所で法務書記として働いた経験もある。

【著者紹介】
エミリー・バゼロン : オンラインマガジン「スレート」のシニアエディター。「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」など多数のメディアに寄稿。イェール・ロースクールを卒業し、現在は同校でフェローを務める。連邦第1巡回区控訴裁判所で法務書記として働いた経験もある

高橋由紀子 : 翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。JETRO、オーストラリア大使館などで日本語教師を務めたのちに翻訳家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 詩歌 さん

    安易に正義と復讐に流れてしまう世論の恐怖。スマホ世代の、「常に闘って勝ち取る社会」で起きる「ドラマ」。この本が取り上げた件で、被告も原告も被害者になってしまい、得をしたのはメディアと地方検事というのがとても米国的。いじめや「ドラマ」を作りだす環境を変えようとする、子供自身の取り組みもある。本書に出てくる質問がとてもよくできていて、私も真似から初めたい。ダン・オルウェーズに興味をひかれたので、後で調べる為にメモ。

  • あお さん

    いじめっこがどんな理由でいじめを始めるか、自分が知らないパターンが存在することが分かった。親からの虐待 友人のいじめ 鬱病からの苛立ち 仲間内でのポジションの確立etc。ニュースをみると勧善懲悪なストーリーが語られるだけでいじめっこの心理はみえてこないので私には貴重な知識だ。いじめは本能的なものかもしれない、病気のようなものかもしれない。私が重要だと感じたのは傍観者の存在。いじめっ子といじめられっ子は共に暴力の渦中にあり病んでいる。彼らを正しくみれる傍観者こそ、正しい行動を起こせる勇気を。

  • mari さん

    子どもがどのようにネットでのいじめに巻き込まれていくのか?外国でのケーススタディについて書かれた本。子どもたちが使う前に、きちんとマナーや起こりうるトラブルについて、伝えていきたい。(子どもだけでなくて、親がネットいじめやっちゃってる場合もあるけどね。。)

  • zushhy さん

    いじめは単純ではない。弱い相手を「いじめる」行為で、地位があがる、という陰の報酬があることを、本書で理解した。しかし、完全に断っても子どもは成長できない、と筆者は主張する。大人の世界にはさらに過激な競争があるからね。後半はフェイスブックをはじめとするSNSに直接取材をして、(ぜんぜんアテにならない)対策ぶりを現場で直にみる。(親は、ザッカーバーグを信じてはいけない)。学校に対して要求しすぎる親にも、親にできる以上のことは学校にも無理である、と書く。良書。

  • おだまん さん

    国外でも事情は同じなんだなぁ。

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オンラインマガジン「スレート」のシニアエディター。「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」など多数のメディアに寄稿。イェール・ロースクールを卒業し、現在は同校でフェローを務める。連邦第1巡回区控訴裁判所で法務書記として働いた経験もある

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