デイヴィッド・J・リンデン

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快感回路 なぜ気持ちいいのかなぜやめられないのか 河出文庫

デイヴィッド・J・リンデン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309463988
ISBN 10 : 4309463983
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
297p;15

内容詳細

セックス、薬物、アルコール、高カロリー食、ギャンブル、慈善活動……数々の実験とエピソードを交えつつ、快感と依存のしくみを解明。最新科学でここまでわかった、なぜ私たちはあれにハマるのか?

恋愛と性的興奮はまったく別物?ダイエットの失敗は意志の弱さのせいではない?ギャンブルは結果が出るまでの待ち時間がいちばん気持ちいい?セックス、薬物、アルコール、高カロリー食、ギャンブル、ゲーム、学習、エクササイズ、ランナーズハイ、慈善行為、瞑想…最新科学でここまでわかった、快楽と依存の正体。気になる科学トピック満載。

リンデン,デイヴィッド・J.
恋愛と性的興奮はまったく別物?ダイエットの失敗は意志の弱さのせいではない?ギャンブルは結果が出るまでの待ち時間がいちばん気持ちいい?セックス、薬物、アルコール、高カロリー食、ギャンブル、ゲーム、学習、エクササイズ、ランナーズハイ、慈善行為、瞑想…最新科学でここまでわかった、快楽と依存の正体。気になる科学トピック満載。

岩坂彰
1958年生まれ。京都大学文学部哲学科卒。編集者を経て翻訳者に。訳書に、『ロボトミスト』、『心は実験できるか』、『「うつ」と「躁」の教科書』、『うつと不安の認知療法練習帳』、『西洋思想』など多数。

【著者紹介】
デイヴィッド・J.リンデン : 神経科学者。ジョンズ・ホプキンス大学医学部教授。主に細胞レベルでの記憶のメカニズムの研究に取り組むとともに、脳神経科学の一般向けの解説にも力を入れている

岩坂彰 : 1958年生まれ。京都大学文学部哲学科卒。編集者を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    【読メエロ部・原書】脳に関する研究は日進月歩、解明されていないことの方が多いらしいので、関連するご本を読むたびにワクワクする。前半で人間の快感の仕組みをざっくり解説。VTA(腹側被蓋野)がターゲットの軸索末端でドーパミンを放出することによって生じるんだけど、人間というのはすぐに耐性がついちゃう生き物なんだな、これが。エッチで得られるオーガズムの記事は、興味しんしん。オーガズムの快感は、食で得られるものよりは大きいが、ヘロインでのソレには及ばないとか。専門用語は飛ばし読みで多分OK、楽しゅうございました。

  • zirou1984 さん

    原題「快のコンパス」。最新の脳科学の本としてべらぼうに面白く、驚きと常識が覆る事例の数々に目から鱗が溢れだすような読書体験だった。20世紀半ばまで、人間の学習は懲罰さえあれば報酬/快楽は不要と思われていたという事実は社会的基盤を考えていく上で示唆に富んでいる。快というのを遺伝子やシナプスの働きによって解明させつつ、人間が学習や観念によっても同様に快を感じられるというのは興味深いし、依存症患者の問題は決して当人の責任ではないかもしれないが回復は本人の責任なのだという言葉も突き刺さる。これは文句なしのスゴ本。

  • かんやん さん

    脳の報酬系(快感回路)に注目し、ドラッグ(アルコール、ニコチン含む)、セックス、高カロリー食、ギャンブルetc依存症の仕組みと治療法を概説する。面白いのは、様々な実験の紹介。恋愛と性の脳にもたらす快感のちがいなど、科学者とは妙な実験をするものだ(笑)サルの脳スキャンによると、単にエサを貰えるだけでなく、そこにギャンブル的要素が入り込むと、ドーパミン放出量が増えるという。感想にナイス貰うと、やっぱり快感なんだろう。こうして人はSNS依存になる。活字中毒についても、ぜひ実験して欲しい……

  • Kouro-hou さん

    脳神経科学から語る「快感」のお話。小難しい話も入るが挫けるな!という訳で図版や化学物質の解説は親切で豊富。ドーパミンが出るのは楽しい事や嬉しい事、それこそドラッグ、飲食、ギャンブルや、社会的に認められること→慈善活動なども含まれる。お薬一度くらいで依存症にはならないけど、一度で神経が鋭くカスタマイズされてしまう話はドキドキ。依存症は精神論で克服すべきものではなく、依存症になってしまうのは本人の責任ではない。しかしなってしまった以上は病人が安静にするように、回復するのは自分に責任があるというのにはしみじみ。

  • uD さん

    快感回路、所謂「報酬系」に関する本ということで、心理学や行動経済学をイメージして手に取ったが、基礎的な神経科学が中心とした内容で、なかなかに苦労した。 「快感」の生物学的な基盤を理解することは、様々な依存症や快楽市場産業について考える契機となるし、神経から見たら美徳も悪徳も関係なく快楽は快楽であるという納得にも繋がる。それらは、生活に命を吹き込んでくれる「快楽」をどう捉えどう向き合うかという個人の自由選択に、一定の論理性を付与してくれるものなのかもしれないとも感じた。 「依存症からの回復は患者の自己責任」

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