明治の刺繍絵画名品集 清水三年坂美術館コレクション

村田理如

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784473039637
ISBN 10 : 4473039633
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
103p;30

内容詳細

技巧の限りが尽くされた日本刺繍の最高峰。絢爛で優美な刺繍絵画の世界。

目次 : 刺繍絵画/ 天鵞絨友禅/ 刺繍絵画をささえる技法/ 明治の刺繍(松原史)

【著者紹介】
村田理如 : 1950年、京都に生まれる。清水三年坂美術館館長、並河靖之有線七宝記念財団理事。幕末・明治期を中心とする日本の細密工芸を高く評価し、その収集と紹介に尽力し、2000年9月、京都・東山区に清水三年坂美術館を開設。とりわけ七宝・金工・刀装具・印篭・蒔絵作品などには早い時期から注目し、海外へ流出した優品の買い戻しにつとめ、同館は幕末・明治期の細密工芸分野では質量ともに世界屈指の収蔵をほこる

松原史 : 1984年、静岡に生まれる。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。同博士課程在学中。日本学術振興会特別研究員を経て、現在清水三年坂美術館特別研究員。京都精華大学非常勤講師。明治の美術工芸、とくに明治・大正期の輸出刺繍が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さっちゃん さん

    何だろう、この美しさは!圧倒的な美である。写真からそれを感じるのだから本物はどれほどか。京都にこんな美術館があることを知らなかったのが悔しい。今年の京都詣での理由ができた。

  • みこと さん

    明治の世になり日本刺繍(着物)の需要が減った。政府は海外にその活路を見出し、日本画家に下絵を描かせ職人がそれを刺し刺繍絵画として売り出した。そのほとんどは海外に流出してしまい国内では知られることも少なかった…これほどの素晴らしい作品がなぜ知られて来なかったのかと歯軋りをする思いです。これこそが刺繍だ。金糸銀糸をふんだんに使いまるで生きているかのような迫力の孔雀、その煌びやかさ。ライオン、虎、鷹に鴉、鶉まで。また瀑布図の写真のようなド迫力よ。ほんとにすごい。ぜひぜひ見てほしい!

  • 依空 さん

    熟練の職人が腕をふるい、刺繍で絵画を制作する。明治維新前後にこのような緻密で素晴らしい作品があったのだと知り、驚きました。大きな時代の変化の中で生き残るために選んだ道ですが、これほど素晴らしい芸術品へと発展したことは日本の誇れる文化ですね。鷹、雀、ライオンといった動物の、特に毛質の表現。滝壺へ落ちていく水の流れやしぶき、重なり合う木々や花々。全てがまるで油絵のように重厚で、その繊細な名人技に魅了されます。黒地に映える美しい作品、「藤に孔雀図」と「花鳥図」には、ただただ感嘆の吐息を漏らすばかりでした。

  • TAKAMI さん

    明治の刺繍絵画、って全然印象無かった。恐ろしい美。この本で見てこんなに美しいって、実際に見たらどれだけ感動するだろう。清水三年坂美術館、行こう。

  • リト さん

    明治維新によって、和服から洋服へと移り”刺繍”の需要が減る中で、海外への輸出に活路を見出し生まれた「刺繍絵画」。 圧倒的な技術と時間をかけて作られた刺繍は圧巻です。

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