神社が語る古代12氏族の正体 祥伝社新書

関裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396113704
ISBN 10 : 4396113706
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
308p;18

内容詳細

日本の古代史は、『日本書紀』の編者によって改竄された。
同じころ、神道の源流にあった祭祀・信仰も改変された。
残された遺跡《神社》の原形を見極めることで、
古代日本の本当の姿が浮かびあがってくるかもしれない……。

──天皇家の祖神を祀る神社は、なぜ大和から遠く離れた伊勢につくられたのか。
──三種の神器のひとつである草薙剣は、なぜ尾張で祀られたのか。
──崇神天皇は、なぜ祟られたのか。
──春日大社の祭神は、なぜ四柱なのか。
──蘇我入鹿を祀る神社が、なぜ存在するのか。
──物部氏が石上神宮の祭祀(し)に関わっていなかったという記述は、本当か。
──大伴氏が祀る大きな神社は、なぜ残っていないのか。

【登場する氏族】
天皇家、出雲国造家、物部氏、蘇我氏、尾張氏、大伴氏、
三輪氏、倭氏、中臣氏、藤原氏、阿倍氏、秦氏

【登場する神社】
出雲大社、石上神宮、大和神社、磐船神社、石切剣箭神社、降幡神社、
伴林氏神社、入鹿神社、大神神社、熱田神宮、宗我坐宗我都比古神社、
枚岡神社、春日大社、敢国神社、伏見稲荷大社

著者
関裕二(せき・ゆうじ)
1959年、千葉県生まれ。歴史作家。『聖徳太子は蘇我入鹿である』で衝撃的デビューを果たしたのち、日本古代史を中心に、ユニークな視点から執筆活動を続けている。著書に、『新史論/書き替えられた古代史1~3』『教科書に絶対! 載らない 偽装! 古代史』『源氏と平家の誕生』『古事記の禁忌 天皇の正体』『物部氏の正体』『蘇我氏の正体』『藤原氏の正体』『古代史謎解き紀行I~V』などがある。

【著者紹介】
関裕二 : 1959年、千葉県生まれ。歴史作家。『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビューしたのち、日本古代史を中心に、執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒデキ さん

    古代の有力氏族とその一族に関わる神社の話を切口に 古代の日本成立の謎を描いています。 物語として、昔からの関さんの主張を述べられていますが、 物語の部分と解説としての部分が、かなり曖昧になっています。ちょっと残念 歴史・宗教の切口とは、また違って面白く読めました

  • terve さん

    神社巡り(特に一之宮を巡っています)が好きなので手に取った本だったのですが、「まぁ、はい。」という感じでした。資料の無い時代のことなので、断言できないところが歯痒くもあります。一つの視点として面白い内容ではありますが、個人的には「次はもう良いかな」という感想です。

  • 大阪魂 さん

    関さん初読みかな…ゆうてはるみたいに、継体天皇、ヤマトタケル、大海人皇子などなど、古代史の中で東の方って実はキー握ってるのに、あんまし触れられてへんもんねー中臣鎌足と百済とか、ヤマトノオオクニタマとアマテラスは宮中から遠ざけられてたとか、へえーって解釈とか史実?がいっぱい!全部がほんまとは思われへんけど、面白かった!大和神社とか降旗神社とかいってみたいな。ほかにも関さんの本読んでみよ

  • 冬木楼 fuyukirou さん

    関裕二氏の著作初読み。序論に「日本人は自覚のない信仰心を抱いている」とあり、その信仰心とはどのようなものかを歴史書を読み解き、現地のたたずまいから古代の出来事を考察する1冊。 自分でも京都に御所があるのになんで祭神は伊勢にあるのかと不思議に思っていた。仏教伝来前の神社は氏族の先祖を祀る場所だった(と思う)のだから、古代氏族系の神社もあるよね、あるんだ、残っているんだ、没落したから無名なのね。渡来人の藤原氏が過去の政治祭祀を根底から変えたという発想には驚いたけど、ありそう、な感じ。序論以降は駆け足でした。

  • TheWho さん

    日本の古代史を独自の視点で解釈し、歴史の謎に挑む歴史評論家である著者が、古代氏族と奉斎する神社の関係を解き明かしながら古代史の謎を紐解く一冊。なぜ天皇家の祖神を祀る神社が、大和から遠く離れた伊勢の地に建立されたのか。天照大御神は実は男神だったのでは。国譲り神話上で裏切り者である天穂日命の子孫をなぜ出雲国造に任命し、その上現代まで命脈を保ち続けられたのか。等など日本書紀の矛盾を驚愕な新説で解き明かしていく。正に高田崇史の作品の元ネタを提供している様にも感じる興味深く面白い一冊です。

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人物・団体紹介

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関裕二

1959年、千葉県柏市生まれ、育ちは東京都板橋区。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャル・アカデミック・フェロー。仏教美術に魅了され、奈良に追いつめたことをきつかけに日本古代史を研究。以後、古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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