誰も書かなかった自民党 総理の登竜門「青年局」の研究 新潮新書

常井健一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106105616
ISBN 10 : 4106105616
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
236p;18

内容詳細

安倍晋三、麻生太郎、海部俊樹、竹下登…多くの総理大臣を輩出した「青年局」とはなにか?自民党の強さ、しぶとさを底支えしてきたこの組織については、今まで、ほとんど語られてこなかった。だが、五五年体制以降の栄枯盛衰の蔭には、常に「青年」達の暗闘があったのだ。元総理や小泉進次郎前青年局長など、当事者たちの貴重な証言と徹底取材から浮かび上がる、知られざる組織の実像。

目次 : 第1章 小泉進次郎たちの総力戦―ルポ・参院選2013/ 第2章 自民党青年局とはなにか/ 第3章 叩き上げの巣窟―青年局の勃興/ 第4章 新旗手たち―離党の嵐が吹き荒れるまで/ 第5章 安倍晋三とチルドレン―構造改革と真正保守のはざまで/ 第6章 日本一の雑巾がけ―総理力を育む六つの帝王学/ 第7章 検証・小泉進次郎

【著者紹介】
常井健一 : 1979(昭和54)年茨城県笠間市生まれ。ノンフィクションライター。旧ライブドア・ニュースセンターの設立に参画後、朝日新聞出版に入社。「AERA」で政界取材担当。退社後、オーストラリア国立大学客員研究員。2012年末からフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • calaf さん

    自民党の中にある青年局。総理の登竜門とも呼ばれる事があるらしいのですが、確かに、これを前面に押し出した本は見た事ないです。そして実質的にはこれは、小泉進次郎氏の応援本なのかな???

  • coolflat さん

    自民党青年局は、党への票とカネの源泉となる支援団体をとりまとめている組織運動本部長の傘下にあり、若年層の票田を管理している。かつて自民党には親米派で官僚派である吉田学校に連なる保守本流と、国防はアメリカ任せにして経済発展を優先させる吉田ドクトリンに反発する右よりの保守傍流とがいたが、自民党青年局は超タカ派の青嵐会を中心とする保守傍流であった。現在の歴史修正主義に繋がる、「新しい歴史教科書をつくる会」や「創生日本」は、青年局長経験者が主導したものだが、安倍カラーの源流は、正に自民党青年局にあったわけである。

  • 脳疣沼 さん

    安倍首相の周りには体育会系の胡散臭い人たちが多い印象があるが、だからこそ健全なのだということが分かる。

  • ゆきまさくん さん

    総理など自民党での出世の登竜門といわれる青年局とは何か。この組織は1955年の自民党結党以来存在する全国組織であるという。現在の規定では、45歳以下の自民党員であれば自動的に青年局員となるようだ。特にその中でも自民党青年局長経験者は多くが重要なポストを担うことになる。誠に不思議な組織だが、汗をかく、人を束ねる、マネジメントを学ぶなど、世間的な他の組織とは一味違うキャリアを積める場であることは間違いなさそうだ。

  • ふら〜 さん

    総理の登竜門とされる自民党青年局の歴史と、執筆時の局長だった小泉進次郎にスポットライトを当てている。青年局の役割、内情も確認することができ、引き続きキーとなっていく組織なんだろうなと思う。

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人物・団体紹介

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常井健一

1979年茨城県笠間市生まれ。ライブドア、朝日新聞出版を経て、オーストラリア国立大学に留学。帰国後、ノンフィクションライターとして独立する。著書『無敗の男』(文藝春秋)が高い評価を受け、大宅壮一ノンフィクション賞、講談社・本田靖春ノンフィクション賞、城山三郎賞の最終候補になった。2017年「小泉純一

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