町工場のものづくり 生きて、働いて、考える ちしきのもり

小関智弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784879814869
ISBN 10 : 4879814865
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
141p;22

内容詳細

みなさんは「ものづくり」という言葉を聞いたことがありますか?日本人は「ものづくり」が大変上手で、世界中が驚くようなものをたくさんつくっています。どうしたらそんなにすごいものをつくれるのでしょうか?「ものづくり」の現場をのぞいてみましょう。

目次 : 第1章 世界が驚く日本のものづくり(惑星探査機はやぶさの成功/ 町工場―縁の下の力持ち/ 新幹線も瀬戸大橋も/ 痛くない注射針/ 目の不自由な人でも絵が描ける筆ペンとは)/ 第2章 わたしの修業時代(雑用という名の仕事はない/ おれとお前の髪の毛、どっちが太いか/ 「機械にニンベンをつけろ」とは/ 第二の修業、鉄から学ぶ)/ 第3章 一流のものづくりから学ぶ(だれのためのスプーンか/ あっと驚く缶のふた/ 砲丸の不思議)/ 第4章 働く人の心と暮らし(腕さえよければいいのか/ ロボットにはなるまい/ 楽な仕事と楽しい仕事)/ 第5章 これからの日本を生きる君たちへ(働きかたを変える/ 名工たちから学ぶこと)

【著者紹介】
小関智弘著 : 1933年、東京生まれ。高校卒業後、大田区内の複数の町工場で50年間余り旋盤工として働きながら、1975年、『粋な旋盤工』で作家デビュー。以降、ものづくりの現場で生きる人びとの人間模様を描いた作品を次つぎと発表。1981年には『大森界隈職人往来』で日本ノンフィクション大賞、2004年には『職人学』で日経BPビズテック図書賞を受賞。また、2003年には、科学技術普及啓発の功績で文部科学大臣賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    東の大田区、西の東大阪。探査機「はやぶさ」を作り上げた、日本の技術のすごさは、大企業ではなく、町工場の職人技にあると思う。きびしい労働のようだが、ものを作ることに誇りをもっている人々には、世界に通用する技として、そして人の役に立っているという喜びがある。はた目にはただ一本のねじや、小部品のように見えても、その精度にはびっくり。しかもそれを見た目、手触りで見分けてしまう。そういう世界なのである。「機械にニンベンをつける」とは、すばらしい言葉だ。この世界にはコンピュータを超える何物かがある。そう思う。

  • たまきら さん

    墨田区も町工場の町。ワクワク楽しく読みました。夏休みの工作に娘とイチからラジコンを作り、あまりの完成度の高さに市販品だと思われたんだ…な〜んて楽しい話も聞けたりします。夫に「岡野さんが載ってるよ」と言ったら「ああ、脱税した…」という説明がついて脱力。

  • メタボン さん

    ☆☆☆★ 小関氏の今までの著書のエッセンスを子供用にわかりやすくまとめた良書だった。機械にニンベンをつけるというのは、まさしくその通りと思った。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    小惑星探査機はやぶさが持ち帰った砂のカプセルを製作したのは東京の町工場。新幹線の重要な部品、痛くない注射針など、その技術の高さに驚きます。著者の小関さんは約50年間町工場の旋盤工として働いてきた方、そんな小関さんのような関わる方々も登場します。

  • エヌ氏の部屋でノックの音が・・・ さん

    図書館本。へくとぱすかるさんの感想を見て「ええ本のチョイスするなぁ」と思って私も借りてみた。で、面白かった。旋盤工の人がいろいろな職人を取材して、ほんにまとめたものである。本は小学生向けであろうと推察されるが、大人でも十分いける。私の地域では少なかったものの町工場があった。餓鬼の頃、外からよく見ていて「コラ坊主、ちょっと見ていくか」と旋盤などを見せてもらった記憶がある。。。「利益だけを優先してものを作ろうとすると、ほんとうに他人に役に立つものものがつくれなくなってしまう」

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