木かげの秘密 ティーンズ文学館

浅野竜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784052037931
ISBN 10 : 4052037936
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
167p;20

内容詳細

六年二組の教室で飼っている金魚が、病気になった。―これは、おまえたち生き物係のせいだ!クラスを仕切っている矢島くんにどなられて、中井くんは、金魚をすてに教室を出ていった。これが事件のはじまりだった!!その数日後、おなじ生き物係の葉月は、校庭のエノキの幹で、ピカッと光るなにかを発見した。―なんだろう、あんな場所に?第21回小川未明文学賞大賞受賞作品。

【著者紹介】
浅野竜 : 1946年、静岡県生まれ。デザイナー。千葉県の自宅で絵画教室を主宰。『木かげの秘密』で第21回小川未明文学賞の大賞を受賞

杉田比呂美 : 1959年、東京都生まれ。絵本から一般書の挿絵まで幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • うとうと さん

    周囲に合わせて過ごす6年生の葉月。ある日教室で飼っている金魚が病気になり、同じ生き物係の中井くんが捨てに行った。数日後、葉月は校庭の木の幹に光る何かを見つける。/ クラスのいじめに担任が頼りない。 絵画教室の先生の、セザンヌの『りんごのバスケット』の話がいい。「三十人の子どもがいれば、三十人分の見かたがある。どれかひとつが正解だなんて、だれにもいえない」絵がわからなかったので検索して確認した。 葉月が自分らしさを取り戻すのがいい。 エノキの幹のくぼみで泳ぐ金魚、想像すると美しくてワクワクする!

  • いろは さん

    【市立図書館】ロマンチックなタイトルに惹かれて。子どもたちの教室の感じがよくわかった。嫌だなとは思うが、大人のずるさいやらしさも含めてリアルだなと思う。他者から見た自分を意識し始める多感な年頃の子どもたち。その中でこっそり大切に守った秘密はキラキラときらめいてみえた。

  • まげりん さん

    集団生活に合わない自分と、あえて合わせない中井君のまま行くのかと思いきや、生々しいいじめの話のまでなった。初恋ものかと思ってた私は、ちょっとドキドキ。結局一気読み。

  • izw さん

    2012年の第21回小川未明文学賞大賞受賞作品。6年生のいじめや葛藤を含んだ人間関係がかなりリアルに描かれています。

  • はゆ さん

    秘密を共有することで、距離がグッと縮まることってあるね。やはり、一対一で向き合うことや、その人に興味を持つことでクラスの中の1人から友達へと近づくんだよな〜と再確認。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

浅野竜

静岡県出身。児童文学草原賞、小川未明文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品