イージーマネー 下 講談社文庫

イェンス・ラピドゥス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062776943
ISBN 10 : 4062776944
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
485p;15

内容詳細

イケメンにして薬の売人という裏の顔を持つ青年、周到な脱獄劇で移民仲間から英雄視される男、金と暴力が支配する裏社会の非情な掟。

【著者紹介】
イェンス・ラピドゥス : 1974年生まれ。作家であると同時に刑事事件を担当する弁護士。『イージーマネー』でデビュー。現在、妻とふたりの子どもとともにストックホルム在住

土屋晃 : 1959年東京生まれ。慶應大学文学部卒業

小林さゆり : 1966年生まれ。神奈川大学外国語学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • オオトリちゃん さん

    これは予想外。直球ど真ん中な裏社会ものだった上巻から随分と雰囲気が変わる。マフィアの抗争にキャラクターが巻き込まれる展開から更に、移民問題というストックホルムの根深い病巣を突く社会派ドラマに発展するとは。「どんなに金を持っていても、ここでは余所者でしかない」街中で何気なく放ったホムヘのぼやきはこの作品を象徴する重要なフレーズと言えよう。マフィアのムラドもアラブのコカインの売人アブドゥルカリムも皆同じ。忌々しい民族的差別の軛から永久に逃れられず、のしあがったところで所詮は社会のはみ出し者に過ぎない哀しさよ。

  • Reiko さん

    とにかく読みにくく、登場人物に感情移入しにくい。何とか最後まで読み切ったけれど、辛かった。内容が辛いのではなく、あの独特の文体が…。裏社会をこれでもかと読ませてくれる。題材は面白いはず。移民問題はヨーロッパでは深刻な問題なんだろうな。

  • Stevie G さん

    下巻はだいたい予想通りの展開でした。セルビア人がコソボで何をしたか、どうしてそれほど狂暴なのかを知っていることがベースになっていると思います。

  • Sonny さん

    ノワールとかクライムノヴェルとか言われてるけど、これはまさに人情物だな、と思った。最後の1行にぐっときた。何が正義か、わからん。

  • ウ・トポス さん

    イージーマネー=ぼろ儲け。麻薬と売春と暴力と乱痴気騒ぎと、まぁよくある話。そこに様々な民族と多くの組織と多様な立場の人間が入り混じり、軋轢を生み、物語を紡いでいく。面白いは面白いんだけどー。読みづらさを抱えながら頑張って←読了。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

イェンス・ラピドゥス

1974年生まれ。作家であると同時に刑事事件を担当する弁護士。『イージーマネー』でデビュー。現在、妻とふたりの子どもとともにストックホルム在住

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品