無作為抽出恋愛遊戯 ガガガ文庫

水市恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094514407
ISBN 10 : 4094514406
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
追加情報
:
287p;15

内容詳細

ねじ曲がった心を持つ少年の邪道ラブストーリー。

恋愛を冷めた目でしか見られない天才少年・愛須蒔也。彼は他人の心理操作や行動の誘導技術を向上させるための遊びとして、ある『ゲーム』をしている。それは無作為に選んだ学院内の男女を恋仲にするというものだ。蒔也は巧妙な策で生徒の心を操っていく。多少の苦労は伴うが、すべては誰のためでもなく自身の将来のために行っている。今回、新たに抽出された対象者は特殊な組み合わせであるが、すでに蒔也の脳内では、道筋を無数に思い描き最善手の吟味を始めていた――。俊傑・水市 恵による手段を選ばない邪道ラブストーリー。

【著者紹介】
水市恵 : 小説家。1984年生まれ、2007年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こうづき さん

    いいなあこれ大好き。三話目のオチは読めたが、最後の最後にやられた。蒔也も紅葉先輩もいいですね。うはあ、いいもの読みました。とてもガガガらしい、素敵な歪みっぷりです。しかし好みは相当分かれそう。電撃の『ミニッツ』に近い感じかな。あの主人公がダメだった方はこちらも合わないかも。

  • nawade さん

    ★★★★☆ 無作為に選んだ学院内の男女を心理操作、誘導して恋仲にするゲームを楽しんでいる主人公というと読む前は不謹慎な印象を受けていたが、実態はカウンセリングに近い内容だった。途中、ラノベというよりも啓発本を読んでいる気分になったくらい。とはいえ、それで終わるはずもない。ある程度予想通りの展開であったが、半歩えぐ味の強い終わり方だった。蒔也が父親の批評をするシーンはいやはや、耳が痛いね。基本的に他責にはしない人間なんだけど働きかけが弱いことは自覚はある。「今の自分も嫌いに〜」の台詞には大いに感銘を受けた。

  • シュエパイ さん

    なぜかずっと積んでいたのだけれども、あぁ、やっぱりガガガらしく突飛に歪な子供たちの物語だなぁ。なんて真直ぐに人でなしな恋心。

  • 1_k さん

    これはガガガ、ずいぶん攻めてきたな。学園ものかつ恋愛もの、キャラはそこそこラノベしているのだが、主人公や展開が黒い黒い。真っ黒や。たぶんこれ、技術力が低いと鼻についてしまって不快になるようなジャンルだと思う。後味の悪いオチも含めて、ヘタするとフルボッコに批判されかねないバランス。同時発売の魔賃や隣人、密葬と、まるでラノベ業界の標準にあわせる気のない、キリキリにとんがった布陣。これでこそガガガ。

  • サエズリ割津 さん

    胸くその悪い面白さ。これは実にガガガらしい作品。主人公が人心を掌握する練習として、無作為に抽出した男女を恋仲にしようと画策する話。いけすかない主人公だなと思ってたけど割と真っ当な方法を採っていて驚いた。それだけに(予想は出来たとはいえ)ラストの紅葉先輩への仕打ちはキッツいなあ。なんというか紅葉先輩が感情を発露させたことを悦ぶ蒔也はやっぱり先輩を憎からず想っているのではと邪推してみる。

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水市恵

小説家。1984年生まれ、2007年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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