シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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Blu-ray Disc 輸入盤

『ナクソス島のアリアドネ』全曲 アルロー演出、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン、フレミング、S.コッシュ、他(2012 ステレオ)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
0743810
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明


R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』全曲
フレミング、コッシュ、アーチボルド、ディーン・スミス
ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン


ナクソス島のアリアドネ』は、オペラ制作のドタバタと、出来上がったオペラの劇中劇という二重構造を持つユニークな作品。
 2012年のバーデン・バーデン祝祭劇場で上演されたこの舞台では、コロラトゥーラ・ソプラノの難所で知られるツェルビネッタ役に話題のジェーン・アーチボルド、作曲家役にソフィー・コッシュ、アリアドネとプリマドンナ役にルネ・フレミング、バッカスとテノール歌手役にロバート・ディーン・スミスという国際的なキャスティングがおこなわれ、執事役には大ベテランのルネ・コロが起用されています。
 オーケストラがシュターツカペレ・ドレスデンというのも大きな魅力で、ティーレマンの入念な指揮のもと、よく弾むノリの良さから抒情的・感傷的な表情の美しさまで独自の芳醇なサウンドで舞台を彩っていきます。
 演出・装置・照明は、フランス生まれでバイロイトやパリ・オペラ座などで活躍中のフィリップ・アルローが担当、見やすくスタイリッシュで楽しい演出により音楽の魅力を引き立てることに成功しています。(HMV)

【収録情報】
・R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』全曲

 ルネ・フレミング(ソプラノ:アリアドネ、プリマドンナ)
 ソフィー・コッシュ(メゾ・ソプラノ:作曲家)
 アイケ・ヴィルム・シュルテ(バリトン:音楽教師)
 ロバート・ディーン・スミス(テノール:バッカス、テノール歌手)
 ジェーン・アーチボルド(ソプラノ:ツェルビネッタ)
 ルネ・コロ(テノール:執事長)
 クリスティアン・バウムゲルテル(テノール:舞踏教師)
 ニコライ・ボルチェフ(バリトン:道化)
 ケネス・ロバートソン(テノール:スカラムッチョ)
 スティーヴン・ヒュームズ(バス:トルファルディン)
 ケヴィン・コナーズ(テノール:ブリゲッラ)
 ミヒャエル・ヴェントウ(テノール:士官)
 ダヴィド・イェルサレム(バス:かつら師)
 ローマン・グリュブナー(バリトン:召使)
 クリスティーナ・ランドシャーマー(ソプラノ:ナイヤード)
 レイチェル・フレンケル(メゾ・ソプラノ:ドリヤード)
 レネケ・ルイテン(ソプラノ:エコー)
 シュターツカペレ・ドレスデン
 クリスティアーン・ティーレマン(指揮)

 演出・装置・照明:フィリップ・アルロー
 衣裳:アンドレア・ウーマン
 振付:アン=マリー・グロス
 映像演出:ブライアン・ラージ

 収録時期:2012年
 収録場所:バーデン・バーデン祝祭劇場(ライヴ)

 画面:カラー、16:9、HD
 音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

収録曲   

  • 01. Sophie Koch (The Composer)
  • 02. Renee Fleming (Ariadne / Prima Donna)
  • 03. Robert Dean Smith (Bacchus / The Tenor)
  • 04. Staatskapelle Dresden, dir. Christian Thielemann

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投稿日:2013/06/17 (月)

「ティーレマン組」は今年からザルツブルク・イースター音楽祭に引っ越したので、バーデンバーデンでの最後の年の上演ということになる。ティーレマンの指揮に関しては、文句なしの素晴らしさ。彼にはやや不向きな曲かと思ったが、喜劇的な場面もそつなくこなしているし、最後の盛り上げは見事の一語。オケがシュターツカペレ・ドレスデンに代わった効果も間違いなく出ている。しかし、全体としてはどうも気勢の上がらない上演。第一の「戦犯」は面白く見せようと工夫を凝らしてはいるものの、根本的には救いがたく凡庸な演出。終盤の「宙を舞う椅子」(HMVレビューの写真で見られる)はマジで笑えるが、こんなことに金と労力を費やすのなら、アリアドネが死んで生まれ変わるというオペラの本筋をどうしてちゃんと表現しないのか? 歌手陣も主役級で水準以上なのは、コッシュ(コッホ)の作曲家だけ。フレミングはもはや衰えが痛々しい。崩れかかった歌のフォルムを維持するために歌詞が犠牲になっていて、何を歌っているのか判然としない。同じ2012年の夏のザルツブルクで同じ役(オリジナルのシュトゥットガルト版だが)を歌ったエミリー・マギーに完敗。アーチボルトは技術的な切れ味に不足はないが、さして魅力なく、可もなし不可もなしのツェルビネッタ。これなら日本で見られたダニエラ・ファリーの方が上ではないか。ディーン・スミスはどう見てもただの中年オジサン。(演出の責任でもあるが)「若い神」としてのアウラに全く欠ける。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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