SHM-CD

COMPLETE SINGLE COLLECTION 『SINGLES』

Blankey Jet City

基本情報

カタログNo
:
UPCY6688
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

解散から12年。Blankey Jet City、美しく繊細で剥き出しな魅力を放った孤高のロックンロールバンドが今なお熱く支持され、求められている事は、公開されたドキュメンタリー映画『VANISHING POINT』の大ヒットで改めて実証された。
その興奮が冷めやらぬ中、Blankey Jet City がリリースしたシングル楽曲を網羅した『COMPLETE SINGLE COLLECTION SINGLES』が枯渇したシーンに投下される。この作品の最大のトピックは、92年リリースの『Bang!』(2nd AL)と『冬のセーター』(Sg)連動購入者への抽選特典としてプレスされたCDに収録され、当時ウォークマンのCMにも起用された幻の音源「MY WAY」が収録される点だろう。言わずと知れたフランクシナトラの大ヒット曲の日本語カバーだが、ベンジーが「私には愛する歌があるから 信じたこの道を私は行くだけ」と、荒々しくかき鳴らしながら歌う様は、必聴だ。

ブランキーは、91-00年という活動期間の中で、大きく3度の“沸点”を迎えたバンドである。
1度目は、土屋昌巳プロデュースによる『Bang!』(2nd AL)以降、初期名盤と名高い『C.B.Jim』(3rd AL)に至るまでの濃密な期間。架空の街の人や情景を鮮やかに描きながら、繊細な言葉で普遍的な事を歌う、ブランキーの“世界観”は、この時点で既に確立されている。
3人は、その到達点に甘んじる事無く、ホーンセクションを導入するなどの試みを続けながら、彼等が根本的に備えている大きな魅力“純粋さ”を抽出。手に入れた“美しい歌詞”と“メロディー”は、徐々にその存在感を増していく。
そして2度目の“沸点”。『Skunk』(7th AL)、『ガソリンの揺れかた』(Sg)、『Love Flash Fever』(8th AL)、『左ききのBaby』(Sg)『赤いタンバリン』(Sg)というこの時期は、ブランキーにとって絶頂期と言って良いだろう。まさに鉄壁の3人がそこにいた。
こうして、名実共に日本のロックを極めたと言っても過言ではない状況の中、打ち込みを導入するなど、3人はまた貪欲に自らの音楽の可能性を探求し始める。そして『Harlem Jets』(10th AL)リリースデイトの解散宣言。ラストツアー「LOVE IS DIE DIE IS A CHANGE」の中で、ブランキーが3度目にして最大の“沸点”を迎えた事は前述の映画『VANISHING POINT』が克明に記録している。“解散”という到底「目標」とは言えない到達点に向けて、尚も不器用に、もがき・苦悩し・前進しようとする3人の姿は痛いほど美しい。Zepp福岡での、「アドリブセッション〜赤いタンバリン」はロック史に残る名演だ。この演奏が映像として記録されていた事は、奇跡と言って良いだろう。

積み上げては壊し、壊しては積み上げたブランキーの10年。時系列にシングルを収録した『COMPLETE SINGLE COLLECTION SINGLES』で、その濃密な10年を感じてみて欲しい。また、高音質SHM-CDで再発される、彼らのオリジナル作品、スペシャル・プライス化されるDVDは、ロックンロールを愛する全ての人にとって、大きな財産になるはずだ。
日本にBlankey Jet Cityというバンドがいた事実。その事実を改めて噛みしめずにはいられないだろう。

内容詳細

ドキュメンタリー映画『VANISHING POINT』が公開され、再び注目を集める日本屈指のトリオが残した全シングル曲を発売順に収めた2枚組。大胆さと繊細さ、荒ぶる魂と優しい想いが交差するブランキーの世界への入門用として最適。レア音源「MY WAY」をボーナス収録。(達)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   2

  • 01. ガソリンの揺れかた
  • 02. 左ききのBaby
  • 03. 赤いタンバリン
  • 04. 小さな恋のメロディ
  • 05. ダンデライオン
  • 06. SWEET DAYS
  • 07. DERRINGER
  • 08. ペピン
  • 09. SEA SIDE JET CITY
  • 10. SATURDAY NIGHT

総合評価

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『悪いひとたち』はなぜシングルバージョン...

投稿日:2013/04/16 (火)

『悪いひとたち』はなぜシングルバージョンを収録しなかったのかな… 『MY WAY』のC/W『僕の心を取り戻すために』は? 写真集についてたアンプラグドのシングル『ガードレールに座りながら』、 『SOON CRAZY』とか、シングルC/Wのライブバージョンとか 入れてほしかったな…

dust & world さん | 愛知県 | 不明

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コレはシングルコレクションであることに間...

投稿日:2013/03/21 (木)

コレはシングルコレクションであることに間違いはない。 けれど決して個人的な感想ではなく、 ブランキーFANSは口を揃えて同じことを言うでしょう。 “コレは間違いなくベストではない”と。

billy goes さん | 大阪府 | 不明

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初めてブランキーを聴く人へ、 これ...

投稿日:2013/03/20 (水)

初めてブランキーを聴く人へ、 これはブランキーのベストらしいけど、 これはブランキーのジャケットじゃないからね。 これを集大成だなんて思わないで、、

Dr.Brown=M さん | 京都府 | 不明

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人物・団体紹介

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Blankey Jet City

結成は90年2月。名古屋育ちの3人…浅井健一(Vo.G)、照井利幸(B)、中村達也(Ds)が東京で始めたブランキー・ジェット・シティ。10年間に及ぶ活動の中で、彼らがシーンに与えた影響は計り知れない。いろいろなサウンド的な試みもあったが、「鋭く、時にやわらかに胸に突き刺さるコトバと音」は、一曲の例外もなくブランキーの寡占状態。終始一貫して、唯一無二だった。この偉大なバンドの歴史を振り返ってみよう。

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