青に捧げる悪夢 角川文庫

恩田陸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041007006
ISBN 10 : 4041007003
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
536p;15

内容詳細

その物語はせつなく、時に可笑いくて、またある時はおぞましい―。閉ざされた全寮制の学園で起きた悪意のゲームに、美しい双子姉妹の哀しい秘密。崖の上で出逢った青年と少女が解き明かす化け物屋敷の切ない過去や、大きな古いお城に一人で住む不思議な少女の正体。妹が家の階段を怖がる理由とは…。背筋がぞくりとするようなホラー・ミステリ作品の饗宴。気鋭の作家による傑作短編が一堂に会した贅沢なアンソロジー。

【著者紹介】
岡本賢一 : 1964年八丈島で生まれる。1994年「鍋が笑う」でSFファンジン大賞を受賞し、同年“銀河聖船記”シリーズ『ディアスの少女』でデビュー。共通のユニークな世界観を背景としながらも、それぞれ独立したキャラクターが活躍するスペースオペラを多数手がける。ライトノベルで活躍する一方、1996年に第3回パスカル短篇文学新人賞を受賞し、アンソロジーや雑誌、新聞等に短編を発表するようになる

乙一 : 1978年福岡県生まれ。1996年『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。抜群の構成力、誰しもがうなるユニークな着想、そして執筆時に16歳だったことも含め、早熟な才能の出現は衝撃的であった。2003年『GOTH―リストカット事件』が第3回本格ミステリ大賞を受賞し、ミステリ・ファンからの注目も集めた

恩田陸 : 1964年宮城県生まれ。早稲田大学卒業。1992年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作になった『六番目の小夜子』でデビュー

小林泰三 : 1962年京都生まれ。大阪大学基礎工学部卒業、同大学院修了。1995年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しデビュー。2012年『天獄と地国』で第43回星雲賞日本長編部門を受賞

近藤史恵 : 1969年大阪市生まれ。大阪芸術大学卒業。1993年、無人島での連続殺人を描いた本格推理作品『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞し、鮮烈にデビュー。2008年『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    ホラー多めのミステリーアンソロジー。恩田さんの「麦の海に沈む果実」の続編?目当てで、読んでいる作家さんは若竹さんくらい。小林さん・乙一さん・はやみねさんなんかがよかった。

  • やっさん さん

    ★★★☆ 10篇のホラーアンソロジー。目当てにしていた「クール・キャンデー」の続編(若竹七海)は面白かった。後半に収録されている作品ほどホラー味が強く、怖いを通り越して意味不明なものも。

  • むらKみ さん

    切ないけど、心に残る作品ばかりでした。「階段」は姉妹の苦悩する描写が本当に切なく悲しい話でしたがさすがです乙一。「みたびのサマータイム」や「ラベンダー・サマー」もすごく良かった。(^-^) ハズレがなかったです。読み終えてなぜか心が温まる感じがしたのは私だけでしょうか。「赤」も探して読みます絶対。(^-^) 

  • mocha さん

    ミステリー・ホラーのアンソロジー。恩田陸『水晶の夜、翡翠の朝』は『麦の海に沈む果実』のスピンオフ。萩尾望都作品を彷彿とさせる設定が好み。若竹七海、近藤史恵の作品はホラー色は薄めで安心して読めた。小林泰三のスプラッタな怖さは苦手。乙一『階段』は児童虐待もののいやーな怖さで思わず拳を握りしめる。岡本賢一のSFホラーも精神的にキツイ。初読みの新津きよみはミステリーとして楽しめた。他の作品もチェックしてみたい。(敬称略にて失礼します)

  • りゅう☆ さん

    学園に起こったカワセミの笑いの謎が解けた時のヨハンってこんなに冷血だったのか、すっかり『麦の海に沈む果実』の内容忘れてしまったわ〜恩田陸さん。剣野の姉の死がまさかこんな風に繋がってたとはショック。だけど今後この二人の関係が気になる若竹七海さん。双子にすっかり騙された近藤史恵さん。誘拐された過去と繋がった今の状況に驚いた小林泰三さん。恐ろしい父から逃げるシーンは本当に怖かった乙一さん。非現実のようで毒殺魔の弟から決して逃げることはできない現実がある篠田真由美さん。そっくりな子がいる?まさかの男女のもつれが→

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人物・団体紹介

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恩田陸

1964年、宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と二度目の本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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