ケヴィン・ネルソン

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死と神秘と夢のボーダーランド 死ぬとき、脳はなにを感じるか

ケヴィン・ネルソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772695343
ISBN 10 : 4772695346
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
357p;20

内容詳細

死ぬとき、脳はなにを感じるか?臨死脳研究の第一人者が、スピリチュアル体験の謎に挑む。

目次 : 第1部 脳と意識の変容(霊的体験とは何か?―恐怖からピンボール、お花畑まで/ 三つの意識状態―霊的覚醒の場/ 断片化した自己―私たちが自己の偽証者となる時)/ 第2部 死の入り口で(さまざまな臨死体験―物語を紡ぐ/ 脳が死の入り口に立った時―光と血/ 古代のメトロノーム―恐怖から霊的至福に至るテンポ/ 夢と死のボーダーランド―レム睡眠の侵入)/ 第3部 向こうの世界(合一の美と恐怖―神秘の脳の奥深く)

【著者紹介】
ケヴィン・ネルソン : ケンタッキー大学・神経学教授。同大学・医療部門の所長も務める。臨死体験にかかわる脳神経科学の研究で、国際的リーダーとして知られる

小松淳子 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みっちゃん さん

    空中から瀕死の自分の姿を見る・川を渡りお花畑で死者と出会う・といった臨死体験は、霊的な現象ではなく脳内のメカニズムが見させるものだというのです。様々な症例はとても興味深かったのですが、それに対する説明がやっぱり私には難しくて、わかったような、わからないような…でも「脳」という臓器がとても複雑で奥の深いものだ、という事は改めて感じました。

  • eirianda さん

    臨死体験などの神秘体験、霊的体験が、どの様にして脳内で作り出されるか、という考察。信心深い人やオカルトやスピリチュアル好きな人には、お勧めできない。神との一体感は報酬系が〜とか、側頭頭頂接合部が休止すれば体外離脱体験が〜などと読むと、身も蓋もないので。生きるの辛い人には、心の拠り所になったりする体験が、脳科学で解体されてゆく。きっと脳もストレスを生きる力に変えるため、まぼろしをみせるんだろう。著者の言う通り、今際の際は悶え苦しむより、モルヒネ打って多幸感味わって死にたい。

  • ぼのまり さん

    臨死体験は意識の状態が覚醒とレム睡眠の間にあるということを様々な事例研究を通じて示している。とはいえ、死を目前に控え、なぜこの状態に入るのか?という点は研究テーマとして依然として残る。死を目の前にし、無駄なものを削ぎ落としててようやく、「中庸」という理想状態に入れるようになるのかもしれない。

  • ykoro さん

    昨日のNHKスペシャル「臨死体験」(立花隆)のクライマックスが本著者のインタビューで、タイミングが良かった。臨死体験が覚醒とREM睡眠の混合で起き、幸福感を感じるホルモンが分泌されるという仮説は印象的。脳、意識は、奥が深く、これからの研究、検証が必要な部にゃと実感。でも、後、百年以上は、もしくは、それ以上、実態解明にはかかる気がする。

  • megane さん

    神秘・霊的体験をするとき脳はどのような活動をしているのか、という本だった。後半のプロティノスやエックハルト、聖テレサなどの神秘体験などの考察は新たな視点を与えてくれて興味深かった。薬物投与や脳刺激による神秘体験も興味深い。邦題は本末転倒というかミスリードに近い。確かに臨死体験も扱っているのだが、死と言う側面からは見ていないと思う。

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ケンタッキー大学・神経学教授。同大学・医療部門の所長も務める。臨死体験にかかわる脳神経科学の研究で、国際的リーダーとして知られる

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