Sign with Me 店内は手話が公用語 学研のヒューマンケアブックス

柳匡裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784054054578
ISBN 10 : 4054054579
フォーマット
出版社
発行年月
2012年12月
日本
追加情報
:
172p;19

内容詳細

聴覚障害者が立ち上げた手話カフェ「Social Cafe Sign with Me」。カフェ立ち上げの背景には、障害者の就労に関する厳しい現実があった。障害者が自尊心をもてる社会はどうすれば実現するのか?障害者が「ありがとう」と言われる社会はどうすれば実現するのか?幾度の挫折から手話カフェ開業までを、ろう者のオーナーが語る。

目次 : 第1章 聴者社会の息苦しさ―ろう者が働くというのは(転職に次ぐ転職/ 障害者雇用率と現実のギャップ ほか)/ 第2章 どん底から立ち上がる(聞こえない人が接客業?/ 偏見と門前払い ほか)/ 第3章 ユニバーサルを目指した店作り(二〇年後の手話社会のために/ バリアフリーの名のとおり「壁」を壊す ほか)/ 第4章 ありがとうの種(ろう者と聴者の新しいコミュニケーション/ 誰もが「ありがとう」をもらえる社会を)

【著者紹介】
柳匡裕 : 手話カフェ「Social Cafe Sign with Me」オーナー。ろう者。グラフィックデザイナーや車両研究開発、障害者就労支援業を経て、障害者の就労に対する厳しい現実を体感。障害者が「ありがとう」と言われ、自尊心をもてる社会の実現を目指し、起業して手話カフェを開業する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あじ さん

    手話で接客する事を、当たり前の事に塗り替えていけばきっと障壁は低くなる。その礎を築きろう者の自尊心を高めようと、尽力しているのが柳さんです。カフェから地域へ手話を発信し、波及していけば大きなウェーブになると信じて。出店場所は綿密なリサーチを繰り返し、地域住民の理解に手応えを得てここならば拠点に相応しいと決めたそう。ろう者である柳さんが直面した就職試験の壁、自律神経失調症、パニック障害、結婚、カフェオープンまでを書き綴っています。手話も言語であるという認識を、親子二代で広めていくことでしょう。

  • 夜長月🌙@5/19文学フリマQ38 さん

    「Sign with Me」は手話のみのスープ屋さんです。注文は指さしでします。先日、春日店に行った時は「ごちそうさま」しか手話できませんでしたが、何だか温かい気持ちになれました。味もボリュームも満足です。「デフ・ヴォイス」を読んで以来、手話に少し興味を持っています。著者はお店を立ち上げたろう者で、ろう者のみの職場を作ることで会議も雑談も手話でできて仕事へのモチベーションもあがるようです。次は「ごちそうさま。おいしかったです。ありがとうございました。」に挑戦したいです。

  • Te Quitor さん

    手話だけではなく働き甲斐についても熱く語リかけてくる本。東京大学そばのお店「Social Cafe Sign with Me」。公用語は日本手話と書紀日本語。コミュニケーションを円滑にする為の工夫(端末・ホワイトボード・指差しで確認できるメニュー)が溢れかえるお店である。手話をメインに使って働く仕事場というのは見たことが無いなぁ。「ろう者は目で生きる」という考え方が新鮮だった。音を使わない表現というのも楽しそうのだ。新しい世界を体感できるかもしれないね。今度スープで心身を温めに行ってみようかな。

  • まとり さん

    新しい見かたとか、新しい考え方とかが少し広がったかなと思います。 自分が基準に考えてしまっていることって結構あります。 ろう者から見た社会ってどんななのか、少しだけ見えた気がしました。

  • 妄想姉妹 さん

    「ろう者は耳が退化した日本手話を公用語とする違う人種」って考え方は新鮮だった。この考えがどのくらいろう者の集団に受け入れられているのかが知りたい。眼鏡をかければ視力が弱いことが障害にならないように、耳が聞こえなくても問題ないコミュニティなりシステムなりがあるならば、確かにろう者は障害者じゃないよな。異文化としてのろう者とか外国語としての手話ってのは本当に目から鱗だった。

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手話カフェ「Social Cafe Sign with Me」オーナー。ろう者。グラフィックデザイナーや車両研究開発、障害者就労支援業を経て、障害者の就労に対する厳しい現実を体感。障害者が「ありがとう」と言われ、自尊心をもてる社会の実現を目指し、起業して手話カフェを開業する(本データはこの書籍が刊行

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