ideaink 〈アイデアインク〉05 外食2.0

君島佐和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255006888
ISBN 10 : 4255006881
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
177p;19

内容詳細

情報化の時代、人は「おいしさ」だけを味わいに飲食店へ行くわけではない。小さなバルの空間が、北欧など世界の辺境が、美食を追求する料理人の技術が、社会性を意識した店が、「おいしさ」を絶えず更新する。激しく変化する「食」を深く楽しむために必要な知恵とは何か?作り手の視点で食のトレンドを発信し続ける『料理通信』名物編集長が、食欲の最前線に立って新しい「味わう技術」を伝える。「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第5弾。

目次 : 第1章 レストランがメディアになる(リーマンショックが生んだバル・ブーム/ バルは客にも店主にも「私の店」と思わせる ほか)/ 第2章 「おいしさ」は更新される(ところで、蕎麦はおいしいのか?/ 和菓子より洋菓子が「おいしい」と思う理由 ほか)/ 第3章 外食は「おいしさ」の先を目指す(日本の日常に浸透するイタリアン/ レストラン以外の専門技術を学ぶシェフの増加 ほか)/ 第4章 日本人が拓く外食の可能性(世界で戦う武器は「味覚」/ 「UMAMI」が日本人の味覚を磨いた!? ほか)

【著者紹介】
君島佐和子 : 『料理通信』編集長。1962年栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専攻卒。株式会社パルコ、フリーライターを経て、1995年『料理王国』編集部へ。2002年より編集長を務める。2006年6月、国内外の食の最前線の情報を独自の視点で提示するクリエイティブフードマガジン『料理通信』を創刊。辻静雄食文化賞専門技術者賞選考委員、パン・ド・ロデヴ普及委員会理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ちいさな図書館 さん

    食べるという行為はそこだけにとどまらず、文化やファッションやメンタリティや環境や…あらゆるものにつながっていく。本物の料理人が持っている食材への、自然への畏怖。そうか食べるということは、空腹を満たすためのものだけではないし、おいしいというのはそれがゴールではないのだな。深くて新しい感覚。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン さん

    idea ink の本にはずれなし!食べ物屋さんしたいって思ってる人は必読だな。お菓子作りを仕事にしたい女子が自分の店ではなくて教室をするほうに走りがちなワケがわかりました。これはセミナー講師になる方向にいっちゃう人と同じ図式といっては乱暴ですか。おいしさを伝えるにも、自分が何を作りたいかを伝えるにも言葉は必須。言葉がなくてただ作ることしか出来ないって人には、作ることを仕事にするのは難しいのかもね。食べてもらえばわかる、ってのはその通りだけど、食べてもらうための事前のアクションに言葉が必要だもんなー。

  • きゅー さん

    料理通信の編集長君島佐和子による現代外食事情についてのエッセイ。 大変おもしろく読んだ。特にインターネット時代の「食事」を情報としての観点から指摘している箇所がなるほどと思わされた。ブログやツイッター、フェイスブックにどこで何を食べたか画像つきでコメントする。そういう自己顕示としてのレストラン。自分がこんなにおしゃれな所を知っている、自分は食にはうるさいという主張としての外食。こういう見方を、うがった視点ではなく外食経営者にとって考慮すべきポイントという形で書かれている。

  • るうるう さん

    料理の世界に変化が起こっていることに一定の興味をもってはいたが、食べることにあまり関心がないので、そのままになっていた。どこかでこの本のことを知り、ようやく好奇心が満たされた。小さな店が増えたことや最先端の料理の方向性、日本人のシェフの活躍やワインの好みの変化など、刺激的で面白かった。

  • keepfine さん

    「おいしい」という表現の空疎さ。(1)基準にブレがあることと、(2)料理の内容を説明していないこと。おいしさの2種類は、普遍的最大公約数的精神安定剤的なおいしさと、感動と衝撃をもたらす芸術的おいしさ。人の言うおいしいを真に受けてはいけないし、自分がおいしいと感じた時はその理由を掘り下げてみるとよい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

君島佐和子

『料理通信』編集長。1962年栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専攻卒。株式会社パルコ、フリーライターを経て、1995年『料理王国』編集部へ。2002年より編集長を務める。2006年6月、国内外の食の最前線の情報を独自の視点で提示するクリエイティブフードマガジン『料理通信』を創刊。辻静雄食文化賞

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品