震災離婚

三浦天紗子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781608457
ISBN 10 : 4781608450
フォーマット
発行年月
2012年08月
日本
追加情報
:
235p 19cm(B6)

内容詳細

3・11、大地が揺れた日、同時に、人の心も大きく揺れた。最も強い心のつながりであるはずの夫婦の関係も、例外ではない。極限状態の被災地で、不安に覆われた首都圏で、いくつもの絆が壊れていった。それは1000年に一度の天変地異がもたらした悲劇だったのか。それともただのきっかけにすぎず、すでにふたりの心は離れていたのか。長期にわたる「被災地ルポ」とともに、3・11以降の「夫婦の絆」の行方を追う。

目次 : 第1章 被災地の震災離婚の実像(震災を「いい機会」と言われた/ 震災がきっかけでDVから脱出 ほか)/ 第2章 遠隔地にも飛び火した震災離婚(物理的な距離が、心理的な距離に/ 子供じみた行動がガマンできず ほか)/ 第3章 シングルたちの胸の内 震災結婚の現実(「紙切れ一枚」の重みを初めて実感/ 運命か、それともただの錯覚か ほか)/ 第4章 震災離婚はさらに加速していく(配偶者への期待が裏返るとき/ 「仲が良くも悪くもない夫婦」こそが要注意 ほか)/ 付録 震災離婚しないために(どんな夫婦が危険なのか/ いざというとき、別れないための五つの心得)

【著者紹介】
三浦天紗子 : ライター、ブックカウンセラー。インタビュー、ブックレビュー、ウーマンズヘルスなどの記事、著作を執筆。女性が幸せになるための情報提供がライフワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 睡 さん

    力作、なんだと思う。丹念な取材をしたのだとわかる。でも物足りない。こういう事例がある、こんなのもある、こんなのも……と並べ立てた後は他の調査機関のアンケート結果に繋げ、調査者自身の「感想」はあっても「分析」はない。そもそも離婚の取材であるにもかかわらず、夫もしくは妻の側だけに取材することで終えてしまっている、それが何よりの問題点だろう。筆者は、あとがきでふれている自らの「震災離婚」をこそ、本編として書くべきだ。他人の離婚をいくら取材したところで、自分たちのケースを理解し昇華することにはならないのだから。

  • ybhkr さん

    ピンチはチャンス。震災という未曾有の出来事によりお互いの価値観や人間性が浮き彫りになる。なんやかんやでみんな離婚してよかったんじゃなかろうか?震災が起きなくても介護や定年後に同じようなキッカケがありそうな気がする。逆に未曾有の事態で本当の愛に気付き24歳年下の男性と結婚した例もある。経済的な自立がなければできないことがたくさん。雇用形態だけでなく賃金的にも男女平等にしてくれたらいいのにねえ。

  • りい さん

    震災婚が増えたと報道されたことがあったけれど、震災離婚も多かったのではないだろうか。その事を垣間見ることができた一冊。あの震災で多くの人々が否応なしに数多くの選択をせまられた。私もその一人。生きるのは厳しいことが多いけど、それでも生きていかねば。

  • りらこ さん

    離婚を考えている人って意外と多いのかも。踏み切るキッカケはそれぞれだろうけど今回の震災は誰にとっても大変な事態だったから人生を見つめ直すことになったのかな。ただ津波で子供を亡くした夫婦の話しは悲しすぎました。ご主人も辛かったんだろうけど、奥さんを責めるのはあまりにも身勝手というか…。自分だったら、やっぱりそんなダンナとはその後の人生やってけないなぁ。

  • 貧家ピー さん

    3・11 震災後の結婚・離婚動向についてのルポ。たくさんの例を読んでみると、結局のところ、夫婦間の価値観の違いが明らかになり、立て直せなくなった時に離婚する。その明らかで大きな理由が震災だったんだろう。

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三浦天紗子

ライター、ブックカウンセラー。インタビュー、ブックレビュー、ウーマンズヘルスなどの記事、著作を執筆。女性が幸せになるための情報提供がライフワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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