生と死を握るミトコンドリアの謎 健康と長寿を支配するミクロな器官 知りたい!サイエンス

米川博通

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784774152370
ISBN 10 : 4774152374
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
追加情報
:
255p 19cm(B6)

内容詳細

健康・長寿のカギを握る細胞内のエネルギー生産器官ミトコンドリア。膨大な活動エネルギーを生み出す一方で細胞の死(アポトーシス)にも関与。最新の科学データを駆使しつつ、生と死を操る細胞内の小さな生命体に様々な角度からスポットを当てる。

目次 : 第1章 ミトコンドリアと長寿命遺伝子/ 第2章 うごめく糸屑変わりゆくミトコンドリア像/ 第3章 エネルギープラントとしてのミトコンドリア/ 第4章 死を呼ぶ赤いタンパク質/ 第5章 ミトコンドリア・カタストロフィー/ 第6章 ミトコンドリア母性遺伝の真実

【著者紹介】
米川博通 : 1946年、三重県生まれ。東京教育大学理学部動物学科卒業。同大学院修了。理学博士。日本学術振興会奨励研究員を経て、1975年埼玉県立がんセンター研究所に奉職。1986年ハワードヒュース医学研究所(ダラス市)に客員研究員として留学。1988年(財)東京都臨床医学総合研究所実験動物研究部門室長。同部長を経て1999年同研究所副所長。2010年(財)東京都医学研究所基盤技術研究センター兼知的財産活用センター・センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 姉勤 さん

    細胞のというか生物のエネルギー生産を司る、ミトコンドリア。核を持った、我々の直系の単細胞生物の中に取り込まれた、生命のエンジン的な役割をどのような原理で生み出すのか。そして、アポトーシス(プログラムされた細胞死)とネクロシス(自然死)前者は生命維持のために、後者にはミトコンドリアが病気や死にどう関わるか。関連動画をみつつ勉強すれば、よく頭に入ると思う。

  • 手押し戦車 さん

    ミトコンドリアが分裂するのは元気がなくなった部分を切りダメージが他に拡がらない様にする。最終的に他の細胞と融合し傷を治すか、分解されアミノ酸にされる。人は一日に体重の1、4倍のエネルギーの素ATPを作り体温と二酸化炭素として消費される。グルコースが酸化還元反応でリン酸になり解糖されピルビン酸が生産され二酸化炭素としてアセチル基か筋肉の乳酸菌が乳酸脱水素酵素により乳酸になり筋肉痛が発生する。青酸カリはチトクロムオキシターゼと結合し機能を阻害し組織呼吸が麻痺する。生命を維持する自動再生発電所!

  • 如月朔 さん

    難しかった。でも、TCA回路と電子伝達系の今まで分かっていなかったところはわかってきたかも。アポトーシスの章は面白かったかも。この先生が一番伝えたかったであろう、ミトコンドリアは母親遺伝か否かの検証については華麗にスルーしましたごめんなさい。

  • おだまん さん

    暫くこの手の本を読んでいなかったら、ミトコンドリア・ワールドがずいぶん進化していてびっくり。科学は日進月歩だなぁ。ミトコンドリアの魅力は副題にあるのですよね。これからの知見に期待です。

  • ささ さん

    勉強不足によりほとんどわかりませんでした。ATPを算出する細胞であり、すべての細胞の中にたくさんあって、細胞の中を形を変えながら活発に動き、他の細胞内にあるミトコンドリアと質の均一化をしている・・・ってことですかね。本を買った理由は、精子にあるミトコンドリアはなぜあのように配列され、どのようにして鞭毛を動かしているかなのですが、精子の話はさわりだけでした。

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米川博通

1946年、三重県生まれ。東京教育大学理学部動物学科卒業。同大学院修了。理学博士。日本学術振興会奨励研究員を経て、1975年埼玉県立がんセンター研究所に奉職。1986年ハワードヒュース医学研究所(ダラス市)に客員研究員として留学。1988年(財)東京都臨床医学総合研究所実験動物研究部門室長。同部長を

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