フェアチャイルド・ラッグルズ

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図説 イスラーム庭園

フェアチャイルド・ラッグルズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562047741
ISBN 10 : 4562047747
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
追加情報
:
295p 26cm(B5)

内容詳細

楽園という解釈以前に「自然」と「技巧」、「暗喩」と「現実」が共存し紡がれてきた庭園群。7〜20世紀まで、世界81庭園を豊富な図面、写真とともに検証。

目次 : 第1部(イスラームの風景―場所と記憶/ 砂漠に花を咲かせる―荒涼たる大地を変身させる/ 園芸術―農耕や造園に関する書物/ 大地を整備する―十字型庭園とチャハール・バーグ ほか)/ 第2部(スペイン/ イタリア・シチリア/ モロッコ/ アルジェリア ほか)

【著者紹介】
フェアチャイルド・ラッグルズ : イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校ランドスケープ学科教授

桝屋友子 : 東京大学東洋文化研究所教授。東京大学大学院修士課程修了。ニューヨーク大学大学院にて博士号取得

木村高子 : 英語・仏語翻訳家。フランス・ストラスブール大学歴史学部卒、早稲田大学大学院考古学研究科修士課程修了。現在スロヴェニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Koning さん

    イスラーム庭園の歴史と文化の広がりを解説している。タイトルの図説で全篇カラー写真を期待してしまうと途中に挟まれた16ページだけでがっかりしてしまうかもしれない(写真はカヴァー全部使ったものが最大)。それでも、聖クルアーンも引用しイスラームの精神性からこうした庭園のデザインが育まれたかの解説や、失われた植生の考察なんかはガーデニングやってる人ならではというところ。第2部で現存する庭園一覧があるけれど、意外と辺縁部にいい庭園があったりするとか面白かったり。庭園は文化だよなーとあらためて思わされます。

  • 秋良 さん

    写真目当てで読んでみたら専門的な内容だった。夏の暑い日、ひんやりした石の壁に寄りかかって、池の上を吹き抜ける風を感じながら庭を眺められたらそれは気持ちいいだろうな。

  • めぐみこ さん

    大判で読み応えあった。一口にイスラーム庭園と言っても、時代や地方で色々なタイプがあること、未だ研究が進んでいない部分がたくさんあることがわかった。ムスリムの地域よりも非ムスリムが作った庭園の方がイスラーム色が残されていたりするのが、歴史と文化の面から見て面白い。

  • 150betty さん

    (☆4)造園の話がメインかなと思って読み始めてみたらカナートの話から入って恐れいった。カナートってのは山岳地とかに降った雨等を遠くまで届けるために地下用水路の技術のことで、これがイスラム圏の乾燥地帯での灌漑施設としては非常に重要なんだけど、確かにこれ無くしていわゆるイスラム圏の庭園は語れんよな。

  • 水森 さん

    肝心の、イスラーム中心地に関する記述が少ないことは、筆者も認めているけれど、やはり残念といえば残念。図説は図説だけど、カラーが少ないのもこのご時勢としてはちょっとがっかり。しかしながら多角的に、色んな方面から庭園に関して考察していて、一読する価値は十分ある。

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イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校ランドスケープ学科教授

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