ひきこもりのライフプラン 「親亡き後」をどうするか 岩波ブックレット

斎藤環(精神科医)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784002708386
ISBN 10 : 4002708381
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
103p;21

内容詳細

ひきこもり状態にある人たちの平均年齢は今や30歳を超えている。大半は親の経済的支援のもとで暮らしているが、親の死亡に伴う、長期のひきこもりの人たちの貧困化が懸念される。ひきこもりが一生続いたとしても、親の現在の資産を最大限に活用して、子を生涯支えられるライフプランの作り方をアドバイスする。

目次 : 1 ひきこもりの理解と対応(原因/ ひきこもりのメカニズム/ 症状/ 鑑別診断/ 治療的支援の第一歩/ 集団適応支援/ 訪問支援活動/ メール、ネットの利用/ 「お金」ならびに「ライフプラン」の重要性/ 福祉サービスの利用/ 家庭内暴力への対応/ おわりに)/ 2 ひきこもりのライフプラン(親の資産・負債の洗い出し/ 親の収入・支出の確認/ 親の住み替え/ お子さんの収入・支出/ お子さんの住まい/ リバースモーゲージの活用法/ 成年後見制度の利用/ ひきこもりのお子さんの相続/ お子さんのひとり暮らしへの準備/ “ひきこもり相談事例”/ サバイバルプランの作成・分析)

【著者紹介】
斎藤環 : 1961年生まれ。爽風会佐々木病院診療部長。専門は思春期・青年期の精神病理、病跡学

畠中雅子 : ファイナンシャルプランナー。雑誌・新聞・インターネットに多数の連載をもつほか、講演、個人のマネー相談、金融機関のアドバイザー業務などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    先ず、いいたいことは、ひきこもりの成人には、全員、ハローワークカードを支給してほしい。厚労省は申請がないので発行できない、出向け、というだろうが、有効求人倍率や完全失業率を、高精度で把握するにはそれは必要であろう。本当に働けない人は仕方ないにしろ、怠慢の人なら、求職活動をバイト雑誌から始めるべきだと思う。人の事は言えないが、実数把握が重要なのだ。年金事務所では実数把握しているだろうが、調べないとすぐにはお示しできない、ということであった。非正規を含めて、親が死んだらどうするのか? という問いに即答できん。

  • 魚京童! さん

    いいな、ひきこもり。

  • くさてる さん

    精神論でも一般論でもなく、冷静な語り口で「ひきこもり」のライフプランについて説明してくれる。そして、ライフプラン、というかたちで現実に向き合うことをまず家族がはじめることで当事者にも何らかの影響を与えることが出来るのではないかと感じた。精神科医とファイナンシャルプランナーという違う立場からの文章が掲載されているが、当事者に向けるまなざしが真剣なことには変わりない。当事者家族で無くても、ひきこもりへの理解を深める為に読んでみるのもいいかも。

  • 第9846号 さん

    ひきこもりの人達のライフプランについて、金銭支援と生活支援、家族支援と広範囲の具体的アドバイスがコンパクトに解りやすく書かれていました。ひきこもりのサバイバル術としての内容だけど、いろいろと条件が重なり生きづらい人達全般に汎用できると思う。いろんな場所で使える内容なので、一施設に一冊あればいいのでは。

  • hgwReo さん

    ひきこもりの当事者や家族は働けるようにならなければと思い詰めているから、「生涯ひきこもりが続いたら」なんて考えちゃいけないと思いがち。ひきこもりのライフプランの考え方やモデルケースを提示してくれるこの本は、「そういうことを考えてみてもいいんだ」と気付かせてくれるという点においても画期的だと思った。

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  • 作成者:望月ハルヒさん